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 19日(日)に東京競馬場で行われる第80回オークス(GI)に出走予定のカレンブーケドール(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎)について、追い切り後の共同会見での関係者のコメントは以下の通り。

★カレンブーケドールについて国枝栄調教師
「今朝の追い切りは前回からそんなに間隔も開いていないですし、気温も上がっている時期なのでやりすぎないように、終いを少し伸ばす感じにしました。前に馬を置いて、とてもリラックスして走れていたので、良い感じだったと思います。

 スイートピーステークスはスタートで立ち遅れましたが、ペースが遅かったので動いて行って、終いも我慢してくれたので落ち着いて競馬ができた、という印象です。使った後も疲れもそれほどなく、順調ですね。乗りやすくて扱いやすい馬ですし、そこに段々とディープインパクト産駒らしさが出てきた、バネが出てきたという感じがします。

 乗り難しい馬でもないですし、流れを見ながら乗れると思いますから距離は問題ないと思っています。(アーモンドアイで勝った)去年はプレッシャーがあったのですが、今年はもう一つと言うか、欲の深い感じでいます。良い結果が出るように頑張りたいです」

★カレンブーケドールについて津村明秀騎手
「この馬にはスイートピーステークスの前に一度跨らせて頂いていましたが、乗りやすくて素直な馬という印象を受けました。レースはゲートで少し出遅れてしまって後ろからになりましたが、ペースが遅かったので無理をせず上がって行けて、うまく競馬が出来たと思います。

 (2400mに関しては)この馬自身はまだマイルと1800mしか走っていませんが、乗り味の良さと、素直で従順な所が持ち味なので、この馬にとってはプラスに出るのではないかなと思っています。(この馬の力を引き出せるレースのイメージは)何となく浮かんできていますね。あとは枠順と、スタートしてみないと分からない面もありますから、そこは臨機応変に対応したいと思います。

 やはりGIに挑める訳ですから気持ちは高ぶっています。まだ底を見せていない馬ですし、強い馬も一杯いますが、(それらの馬と)戦っていない分チャンスもあると思っていますから、楽しみです」

(取材:大関隼)

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