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 19日(日)東京競馬場で行われる第80回優駿牝馬(オークス)(GI)に出走を予定しているクロノジェネシス(牝3、斉藤崇史)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◎クロノジェネシスについて、斉藤崇史調教師

・(クイーンCから直行の前走の桜花賞は)もともと予定通りのプランでしたし馬は良く仕上がっている感じでしたが、使うごとに気持ちが入るのが早くなってきて、装鞍所からテンションが高めだったということもありました。何とか我慢はできていましたがその点は今後の課題でしょう。

・(GIであと一歩のレースが多いのですが)GIは実力だけではなく運も必要な面がありますので、厩舎としてはできることをしっかりやっていくことが第一だと思っています。

・レース(桜花賞)後はすぐにノーザンファームしがらきに放牧に出して2週間ほどで戻ってきました。気持ちもリラックスできていて、いい放牧だったと思っています。栗東トレーニングセンターに戻ってきてからは、桜花賞の時のテンションの高さをどうやって改善していくかということを最優先にして調教してきました。心身ともにゆとりをもって競馬に臨めそうです。その点はうまくいったと思います。

・(今日の最終調教は)テンションの高さが気になっていたので、あまり最後をしっかり動かし過ぎないようにしたいと思っていました。前に一頭馬を置いてそれを見ながら折り合いをつけていく感じで、最後は出し過ぎない程度に少し動かす感じでやりました。体調面も上向いています。桜花賞の前は身体もギリギリという感じだったのがゆとりを持った状態で輸送できるので、そういう意味ではいい調整ができたのではと思っています。

・(東京競馬場は)2回使って2回勝っていますし、広いコースで展開の有利不利も少ない競馬場。最後の脚がしっかりとしているこの馬にとっては相性のいいコースだと思います。

・(距離面は)マイルも走ってきましたが、2400メートルもこなして欲しいと思いながら使ってきたので、折り合い面も含めてこなして欲しいと思っています。

・(先週お姉さんのノームコアがGI勝利)いいお母さんでたくさん走る馬を出しています。妹であるこの馬もここで頑張ってくれればと思います。

〔取材:檜川彰人〕

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