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東京11Rの第24回NHKマイルカップ(3歳GI・牡牝・芝1600m)は2番人気アドマイヤマーズ(M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒4(良)。半馬身差の2着に14番人気ケイデンスコール、さらにハナ差の3着には7番人気カテドラルが入った。

なお、4着に入線したグランアレグリア(C.ルメール騎手)は、直線コースで外側に斜行し、5着に入線したダノンチェイサー(川田将雅騎手)の進路を狭くしたため、降着処分となった。

アドマイヤマーズは栗東・友道康夫厩舎の3歳牡馬で、父ダイワメジャー、母ヴィアメディチ(母の父Medicean)。通算成績は7戦5勝。

~レース後のコメント~

1着 アドマイヤマーズ(M.デムーロ騎手)
「馬の気持ちを大事に乗りました。悪くはありませんが、スタートが少し遅くなり、思ったより後ろの位置で他の馬を見ながら行きました。最後に外から他の馬が来ると、耳を絞ってもう一度伸びてくれました。1600mは一度も負けていません。この馬の良いところは負けない気持ちです」

2着 ケイデンスコール(石橋脩騎手)
「夏以来の騎乗でしたが、当時より良くなっていました。大外枠でしたが、今日の馬場なら外差しが効くと思い、この馬のリズムを大事に乗りました。勝ち馬は強いですが、この馬も決め手がありますし、今後が楽しみです」

3着 カテドラル(B.アヴドゥラ騎手)
「リラックスして走らせるよう指示があって、まさにその通りに乗ることができました。良い脚を使ってくれて、将来性があります。1600~1800mあたりで活躍しそうです」

4着 ダノンチェイサー(川田将雅騎手)
「前走より成長を感じていて、返し馬から状態はとても良かったです。道中もスムーズで理想的だったのですが......。また改めて頑張ります」

5着(4位降着) グランアレグリア(C.ルメール騎手)
「スタートがあまり良くなくて、道中もずっとかかっていました。少し疲れがあったのかリラックスしていませんでした」

6着 ヴァルディゼール(北村友一騎手)
「ペースがある程度流れそうだと思ったので、今日は終いの脚をいかす競馬をしようと考えていました。勝負どころの反応が良くありませんでしたが、それでも最後は伸びてくれました。勝負どころでも反応できるようになってくれれば、さらに良いレースができるでしょう」

8着 トオヤリトセイト(福永祐一騎手)
「今まであまりスタートは出なかったのですが、今日はうまく出てくれて、イメージと違う競馬になりました。直線でも坂上くらいまで踏ん張っていましたし、よく頑張ってくれました」

10着 グルーヴィット(D.レーン騎手)
「手応えよく前に上がっていけましたが、直線では前が壁になり、フルスピードを出せませんでした。能力はあるので、このクラスでも十分やれます」

15着 ヴィッテルスバッハ(戸崎圭太騎手)
「今日は馬が元気で、道中も普段と違ってまじめに走ってくれました。ただ、かえってそれが最後につながらなかったのかもしれません」

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