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 4月28日(日)に京都競馬場で行われる第159回天皇賞(GI)に登録しているグローリーヴェイズ(牡4、美浦・尾関知人厩舎)について、追い切り後の尾関知人調教師のコメントは以下の通り。

―戸崎騎手は乗りやすいと言っていましたが
「セールスポイントのひとつだと思います」

―今日の調教のテーマを教えてください
「先週にしっかり負荷をかけて、中身も出来てるかなというところにもってきてるので、ある程度はレースに無駄な疲れが残らないイメージと、気持ちを少し競馬に向けて上げていければな、という感じだったんですけど、イメージ通りの追い切りになったかなと思います」

―3頭で併せるというのは
「当該週に使う馬の組み合わせもありますが、時計で負荷をかけるよりも、内容面で気持ちを競馬に向けていくイメージでした。時計も速くなりすぎず遅くなりすぎず、反応もしっかりしていて良かったと思います」

―放牧先や美浦での調整過程はどういったものでしたか
「前走の後は疲れがそれなりに出た部分があって、牧場で確認もしましたが、そのあたりに気を付けながら少しずつ進めていって、牧場の方でもケアをしてくれて、これなら大丈夫だなというところで引き継いで、馬の状態を確認しながら進めていったんですけれども、順調にここまで来れたな、と思います」

―長距離の最高峰へ挑むお気持ちはいかがですか
「純然たるステイヤーかというと、そうとも言い切れない部分もあると思いますが、操縦性の高さ、昔で言うとクシロキングのようなイメージでしょうか。名ジョッキーを鞍上に、操縦性の高さで攻めた競馬を出来たらいいのかなと思います」

―戸崎騎手とは打ち合わせをする予定はありますか
「馬の感触、操縦性を掴んでもらったと思いますので、直前に馬場状態を見ながら相談したいと思います」

―菊花賞で対戦した馬もいて、混戦ムードといえると思いますが
「(菊花賞の)上位馬はみんな出てきて、その後にこの馬もしっかり成長してタイトルをつかんでくれましたが、(日経新春杯は)55kgだったのが、今回は58kgになって課題もあると思いますが、チャレンジャーのつもりでいます」

―尾関厩舎のGI制覇はこれまで1200メートル戦でしたが
「この馬も母父がスウェプトオーヴァーボードで縁があると思いますが、大久保洋吉厩舎で調教助手をやっていた時からお世話になっていたメジロ牧場の血統、天皇賞を目指すように代々積み上げてきた血統がここにつながってくるので楽しみにしています。そういう部分で皆さんに応援していただいて、後押ししていただけたらと思います」

―平成最後の天皇賞になりますが
「平成の天皇賞といえばメジロマックイーンが思い浮かぶところで、血統的に繋がりはありませんが、メジロ牧場の血統が結集した部分はありますし、自分も競馬ファンでしたから、そういうロマンはあります。ぜひ応援していただきたいと思います。この馬は成長してきているので、令和の時代も頑張ってくれると思います」

(取材:山本直)

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