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 4月28日(日)に京都競馬場で行われる第159回天皇賞(GI)に登録しているフィエールマン(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)について、追い切り後の手塚貴久調教師のコメントは以下の通り。

―今朝の調教の狙いと印象を教えてください
「先週の段階であらかたいいかな、と思ったので、今週は輸送もありますし、それほど目いっぱい行かなくてもいいかな、という気はあったんですけどね。こちらが思っている以上に時計が出ちゃったかな、と思います。それだけ状態が良いのかな、と思います」

―調教で騎乗したルメール騎手とはどんな会話をしましたか
「彼はパワフルだったと言ってくれましたし、菊花賞と同じくらいのデキにある、という意見は一致していて、楽しみにしている雰囲気でした」

―中間の調整過程はどうでしたか
「前走の後はいつも通りノーザンファーム天栄に出して、レースの1か月前に美浦へ戻したんですが、天栄では疲れもなく順調に調整できました。美浦へ入る前に、天栄での追い切りを見てきましたが、素晴らしかったです。美浦でも至極順調に来ているので、前走の過程よりは数段いいかな、と思います」

―前走時は中間に一頓挫ありましたが
「その辺はミスといえばミスなんですけど、申し訳ないと、馬には思っています」

―菊花賞に続いてのビッグタイトル、力が入るところだと思いますが
「菊花賞はダークホースというか、チャレンジする立場で、気楽な雰囲気でレースに臨めたんですが、今回はひとつ勲章を持って天皇賞に向かうということで、人気にもなるでしょうし、そういった重圧をはねのけて欲しいと思っています」

―結果次第では秋にパリロンシャンへ、というプランもあるようですが
「お母さんもフランスで走った馬ですし、そういったところも踏まえてオーナーは考えていらっしゃるのかな、と思いますけれども、適性は十分備えていると思いますから、天皇賞で結果を出して、秋に希望が見えるようなレースになればいいな、と思います」

―今回の馬場状態はどうでしょう
「菊花賞で距離に対しての未知の部分は払拭されたので、3200メートルだから不安ということはないです。レースの折り合いはつきやすい方なので、どんな展開でもいいと思いますが、できれば良馬場がいいと思います」

―今年は厩舎開業20年で、一気に勝ち星を伸ばしていきたいのではないかと思うのですが
「今年は調子が悪くて皆さんに申し訳ないのですが、暖かくなってアクセルをふかせて頑張っていきたいと思います」

(取材:山本直)

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