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☆7日(日)阪神競馬場で行われる第79回桜花賞(GI)に出走を予定しているクロノジェネシス(牝3、斉藤崇)について追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◎クロノジェネシスについて、斉藤崇史調教師

・有力馬で大舞台に出られることは光栄です。(前走のクイーンCは)雪でレースが延びましたが、それに対応する調整も上手くいきました。このレースに向かうにあたって、その前の阪神JFでスタートが少し遅かったこと、それと折り合いという課題をこなしてくれました。最後はいい勝ち方だったと思います。

・(クイーンC使って直行することについて)この馬は一戦一戦一生懸命に走る馬で、一戦ごとの消耗が大きいのでなるべく本番までの間隔を取りたかったからです。後は東京競馬場だとマイルでもそんなにペースが速くなりません。(先の)オークスの事まで考えたらそんなに速いレースを何度も経験させたく無かったこともあります。

・(この馬の持ち味は)やはり最後の瞬発力だと思いますので、それをどうやって生かすかと考えています。そのためには折り合いもしっかりつけていかなくてはいけませんし、その点を意識した調教を重ねてきました。

・(先週から今週の調教過程は)前走のクイーンCは少し動きも重かったりして前哨戦なりの動きでした。今回は本番ということで一週前の動きも良く、今週もちょっと遅いペースの中、(調教パートナーの)馬の2馬身ぐらい後ろからしっかり折り合いをつけて最後だけ気持ちよく抜けて来るという感じで調教しましたが、騎手の感覚も良くいい形で競馬に向かえると思います。

・(デビューからここまでの成長具合は)馬体重に関しては欲を言えばもう少し増えて貰いたいということはあります。だからといって減って萎んでいるわけではありません。そんな中、芯が入ってしっかりしてきているイメージがあります。特に心配することはありません。

・まだ調教助手の時代に桜花賞に(担当馬を)出走させてブエナビスタに負けて2着でしたが(レッドディザイア)その時破れた相手と同じ勝負服で大舞台に向かえるのは楽しみですし、なんとか勝ちたいという気持ちが強いです。大舞台に立ちたくて調教師を目指したということもあります。今回だけでは無くてコンスタントに大舞台に管理馬を送り出せるようになりたいですし、今回がその第一歩になるようにしたいですね。

・北村友一騎手はデビューからずっと乗ってこの馬のことを良く分かってくれています。それに先週GIを勝っています。大舞台でも動じない騎手ですから安心して全てを任せたいと思います。平成最後の桜花賞ということでなんとかこの馬にタイトルを取らせてあげたいので応援よろしくお願いします。

〔取材:檜川彰人〕

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