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4月7日(日)に阪神競馬場で行われる第79回桜花賞(GI)に出走予定のフィリアプーラ(牝3歳、美浦・菊沢厩舎)について、菊沢隆徳調教師のコメントは以下の通り。

(前走のフェアリーSを振り返ってください)
「未勝利を勝ってから間隔が短かったのですが、出走へのゴーサインを出しました。まだテンションなど幼い面があってとても心配でしたし、レースについても重賞にしては極端なスローペースだったので、脚を使って届くのかなと思ってみていましたがしっかり脚を使って差しきってくれて、強い競馬でした」

(中間の様子は?)
「ノーザンファーム天栄のほうでケアしてもらって、それからまた乗り込みを開始しました。この馬自身冬毛が生えていたり、体幹がまだこれからというように、扱っていてもこれからの伸びしろを感じる馬なので、桜花賞で強い相手と戦って、またその先につながっていけばいいなと思います」

(1週前には丸山騎手に乗ってもらったということですが)
「はい、先週は丸山騎手に乗ってもらいました。彼はフェアリーSの時に初めて乗ってもらったので、その時と調教の動きの違いなどを確認してもらうつもりで乗ってもらいました」

(今朝の最終追い切り狙いと手応えは?)
「先週ウッドで長めからしっかり併せ馬をおこなって週末にかけて状態も十分できているという感じでしたので、今日は確認と少しメリハリのできた動きをできたらいいなと考えていました」

(関西への輸送は初ですね)
「輸送自体は何度も繰り返しています。ただ、桜花賞当日の阪神競馬場のざわついた環境がひとつポイントになるかと思います」

(馬体重はどのくらいになりそうですか?)
「輸送でどのくらい減るのかまだ分からないところはありますが、現時点では440キロ台半ばで、飼い葉もしっかり食べてますから、今のところ心配はありません」

(ジョッキーとしても桜花賞を知っていらっしゃる菊沢調教師からみて、どのあたりに桜花賞の難しさはあるのでしょうか?)
「キャリアの少ない牝馬の若馬に対して、多くの歓声というプレッシャーなどがあるところではないでしょうか。まだ精神的に幼く若い牝馬にとっては、普段出せている力が出せない、そういった難しさがあるのかなと思います」

(ファンへ向けて)
「まだまだフィリアプーラは成長している途中ですし、強い馬相手ですが全力で良い結果をもとめて頑張りますので、応援お願いします」

(取材:小屋敷彰吾)

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