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 3月31日(日)に阪神競馬場で行われる大阪杯(GI)に出走予定のブラストワンピース(牡4、美浦・大竹正博厩舎)について、追い切り後の大竹正博調教師のコメントは以下の通り。

―有馬記念を振り返って
「レースの後のイメージが強いのですが......(笑) スタートも良くて、いいポジションにピタっと嵌って、早めに動いて凌いでくれたという、思い描いた通りの競馬をしてくれたと思います。これもずっと池添ジョッキーが乗っていたから、イメージを共有していたからああいう競馬ができたのかなと思います」

―レースの後のイメージ、というのは
「僕自身、初めてのGIタイトルだったので、そのイメージの方が強くなってしまいますね」

―中間の調整は
「ノーザンファーム天栄へ放牧に出したのですが、競馬のダメージが少ないということで、早い段階から時計を積極的に出していました。今回は(レースの間隔が)3か月開いているということで、いつもより1週間前倒しして、レースの1か月前に美浦へ入って、今までよりも追い切りの本数を増やしてここまで来ました」

―美浦へ早く入って変化は
「時間的余裕があったので、少しでも気になるところはケアしつつ、じっくり時間をかけながらここまでやってきています」

―今日の追い切りの指示は
「いつもそうなのですが、特に僕から指示を出す、というわけではなく、彼が跨った時の雰囲気でお願いする、という感じで、ジョッキーに任せておきました」

―動きを見ての感想は
「リードホース(先行馬)が前の方にいたので、最後は併入できるのか不安に思って見ていたんですけど、何とか恰好はつけてくれたかなという感じでした」

―追い切りから戻った馬を見ての感想は
「ここのところ、追い切りの後はテンションを引きずることなく、すぐに落ち着くので、時計は速かったんですがケロッとして帰ってきました」

―関西圏への輸送は
「これまでも輸送競馬はしているので、特に心配はしていないですし、体重が前走と比べてもプラスなのでいい方にとらえています」

―阪神コースは1年ぶりですが
「昨年の毎日杯で外回りではありますが経験しているということで、そんなに不安はないかなと思っていますし、中山のトリッキーなコースで結果を出しているということから、このコースもこなしてくれるのかなと思っています」

―馬場状態については
「今のところ、天気は流動的という話を聞いていますが、いずれにせよ問題ないのかな、と思います」

―枠順は
「どうなんですかね、僕は特に気にしてはいないですが」

―レースのプランは
「それはジョッキーが考えていると思うので、任せようと思っています」

―今年1年、どういった思いで臨まれますか
「今までは挑戦者という立場だったのかな、と思いますが、追いかけられる立場になると思いますので、名に恥じない競馬をしていかなきゃいけない、一戦一戦真剣勝負かな、と思っています」

―ファンの皆さんへ
「ようやくこの時期になって、思い描いていたような馬体になりましたし、(良い)精神状態で競馬を迎えることができるようになりました。これからも皆さんの応援がパフォーマンスに影響すると思いますので、応援のほどよろしくお願いします」

(取材:山本直)

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