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3月24日(日)に中京競馬場で行われる第49回高松宮記念(GI)に登録しているダノンスマッシュ(牡4、栗東・安田隆行厩舎)について、鞍上の北村友一騎手のコメントは以下の通り。

(有力馬で迎える今の心境は?)
「ダノンスマッシュとよくここまで来られたなと思っています。私もすごく楽しみです」

(最終追い切りを振り返って)
「ずっとこの馬に関しては、追い切りは私が乗ってきました。先週は怪我で乗れなかったのですが、いつもの調教パターンで、1週前に強い負荷をかけて、当該週はリラックスさせるのを目標にして乗りました。馬が本当に気持ち良く走っていましたし、リラックスしているなと、すごく順調に来ていると思いました。整いました」

(前走のシルクロードS1着を振り返って)
「決して好判断だったかは分かりませんが、4コーナーから直線に向いた時は一瞬行き場がありませんでした。しかし、そこから進路が見えた時に馬が反応できる態勢にあったので、外しか見えなくても自信を持って外に出すことができました。
ギアチェンジがすごく上手で、スピードに対してすごく対応力があるなと思います。あとは賢い馬なので操縦性が良いということです」

(スプリント路線に変えたことでの変化は?)
「集中力が最後までしっかりともつようになったと思います」

(今回のレースに向けて)
「結果から見ると、ファルコンステークスもそうですし、NHKマイルも崩れています。その時よりも馬自身のバランスが改善されて、走り方も変わっていますし、距離も1200mです。場所が変わっても今なら全く問題なく走れるのではないかと、走って欲しいなと思っています。
中京に関しては、結構コロコロと傾向が変わるので、先週までは(馬場が)内2頭分くらいが悪いかなと思ったのですが、あまり先入観を持たずにその日の馬場状態と傾向で考えたらいいと思っています。
特に意識する馬はいませんが、私も乗っていましたモズスーパーフレアは二の脚が本当に速くて、展開はたぶん速くなると思うので、タフな競馬になるのだろうと思います。
モズスーパーフレアも有力な馬なので、注目はしたいと思いますが、それ以前にダノンスマッシュの良いリズムで、良いバランスで走れることを心掛けたいです。
(枠は)特にここが嫌とかここが欲しいというのはないですね。ただ、それよりも隣にいる馬とか並びがすごく重要だなと思っています。
父も京阪杯からシルクロードステークス(を勝って)、高松宮記念は3着でしたが、臨戦過程もスタッフも一緒なので、もちろん父を超えたいと思っています。
私自身もそうですが、それ以前にダノンスマッシュでGIで人気をする馬に乗れることの方が重要です。その中で結果を出したいというのはもちろんあります。
スタッフみんながいろいろと相談しながら一丸となってやってきました。父と同じ臨戦態勢で来ていますが、それ以上の結果を出したいと思います。ダノンスマッシュが本当に気分良く、リズム良く走れるように私は一生懸命乗りたいです」

(取材:米田元気)

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