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 万馬券を愛する皆さん、冬が終わり、桜の開花予想が天気予報で取り上げられるようになって春本番が近づいてきました。桜の前に冬競馬で咲いた「万馬券」という名の素晴らしい『競馬の華』を堪能していますか?

 2月の万馬券を振り返ります。2月に出た100万円を超える払い戻しとなったレース、WIN5の結果とそれぞれの実況担当者は以下の通りです。

2月 2日(土)京都・4レース   3連単579万10円 (実況担当・中野)
2月 9日(土)京都・6レース   3連単165万2940円 (実況担当・小林)
2月 9日(土)小倉・7レース   3連単535万5250円 (実況担当・佐藤)
2月10日(日)東京・8レース   3連単1806万8890円 (実況担当・中野)
2月16日(土)京都・京都牝馬S  3連単153万6660円 (実況担当・山本直也)
2月17日(日)東京・6レース   3連単130万7630円 (実況担当・佐藤)
2月17日(日)小倉・12レース  3連単195万910円 (実況担当・山本直)
2月24日(日)中山・ブラッドストーンS 3連単561万4020円 (実況担当・小塚)

★2月 3日(日) きさらぎ賞&東京新聞杯
東京 10R(3番人気)・11R(1番人気)           ...小塚アナ
京都 10R(7番人気)・11R(3番人気)           ...中野アナ
中京 11R(1番人気)                    ...檜川アナ
<払戻金> 184万6960円

★2月10日(日) 京都記念&共同通信杯
東京 10R(9番人気)・11R(3番人気)           ...中野アナ
京都 10R(1番人気)・11R(6番人気)           ...檜川アナ
小倉 11R(6番人気)                    ...米田アナ
<払戻金> 1233万5170円

★2月17日(日) 小倉大賞典&フェブラリーS
東京 10R(2番人気)・11R(1番人気)           ...大関アナ
京都 10R(2番人気)・11R(3番人気)           ...米田アナ
小倉 11R(3番人気)                    ...山本直アナ
<払戻金> 5万7540円

★2月24日(日) 阪急杯&中山記念
中山 10R(15番人気)・11R(5番人気)           ...小塚アナ
阪神 10R(2番人気)・11R(11番人気)           ...米田アナ
小倉 11R(12番人気)                    ...小林アナ
<払戻金> 4億7180万9030円(WIN5レコード)

 続いて2月終了時点の各アナウンサーの打率(万馬券となったレースの数÷レース実況数)を発表します。

中野   7割9分6厘
山本直也 7割9分2厘
小塚   7割5分5厘
佐藤   7割4分1厘
山本直  7割3分7厘
檜川   7割4厘
米田   6割6分7厘
小屋敷  6割1分5厘
大関   6割
小林   5割9分6厘

 2月は素晴らしい1ヵ月でした。歴史的な月と言っても過言ではないでしょう。3連単史上第8位となる1806万8890円が飛び出て、他に500万台が3つ。とどめに2月24日のWIN5。この日のWIN5の払戻金は、4億7180万9030円(的中票数1票)となり、WIN5史上最高払戻金を更新しました。100円玉1つが1800万になり、1日で4億7000万という大金を手にしてしまう今の馬券。なんとも言葉に出来ない破壊力です。34年前、会社に入ってダービーで生まれて初めて馬券を買い、970円の連勝複式が的中して喜んでいたあの頃の自分を思い出すと、まさに「隔世の感を禁じえない」というところです。

 この素晴らしい2月の月間MVPは、中野アナです。579万馬券と1806万馬券が誕生したレースを実況し、さらにはリーディングのトップに立った中野アナのMVP受賞については選考委員会では全く異論は出ませんでした。500万オーバーのレースを実況した佐藤アナと小塚アナは不運だったとしか言いようがありません。

 そして、リーディング争いでは順位に変動がありました。1月終了時で5位だった中野アナが「二の脚」をきかせて一気にトップに立ちました。3月に入っても実況した弥生賞は8番人気の馬が勝ち、波乱となりました。人気馬に雷を落とし、荒れるトライアルレースが目立ちます。今週のスプリングステークスに注目しましょう。2位となった山本直也アナですが、差はわずかです。3月に再逆転ということは十分にあるでしょう。

 殿は変わらず私小林です。しかし、打率を1割以上上げることが出来ました。これから少しずつでも順位を上げていきたいと思います。ブービーは大関アナになりました。大関アナは、2月は20打数12打数で打率を下げました。どうも大関アナは毎年このリーディングでは下位が定位置となっています。彼は荒れるレースにはあまり縁がないようです。

 そして小屋敷アナです。1月に実況デビューし、4打数2安打。そして迎えた2月は2日、10日、16日に実況して6打数6安打となり、「おお、これは!」と思わせました。しかし、2月最後の23日は3打数ノーヒットに終わりました。残念ながら2月は「10割」とはならなかったのですが、トータルではブービーから抜け出すことが出来ました。小屋敷アナについてはまだまだこれからです。彼についてのジャッジはまだ時間を要する気がします。

 さぁ、いよいよ春競馬本番を迎えます。花粉が飛んでティッシュペーパーが手放せませんが、花粉とともに人気馬も飛んでレースが荒れ、2月のように素晴らしい万馬券が数多く誕生して欲しいものです。

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