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3月17日(日)に阪神競馬場で行われる第67回阪神大賞典(GII)に登録しているシャケトラ(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)について、追い切り後の辻野泰之調教助手のコメントは以下の通り。

(前走のAJCC1着を振り返って)
「こちらも調整過程で半信半疑なところがあったのですが、思っている以上にこの馬のポテンシャルが上回っていたのかなと思います。
しっかりと休ませてもらいましたし、脚元に関しては何の不安もなく、しっかり調教を積めてのレースだったので、その辺りは大丈夫でした。
菊花賞馬が出走していたレースなので、その馬相手にどれぐらいの競馬がこの馬ができるのかなという思いではありました。こちらが思っていた以上にこの馬の力が上だったと感じています。
帰ってきた時は体に余裕がありましたが、しっかり脚元も固まっていたので、しっかり調教を積んで競馬には臨めたので、この状態でどれぐらいの競馬ができるかなと思っていました」

(前走後の調整について)
「阪神大賞典が目標ということで、決まってからは短期放牧を挟みました。今回もしっかりと調教で攻めていますので、前回よりは良い状態で、叩いた分、上積みは見込めると思います」

(調教過程を振り返って)
「先週は戸崎騎手がこちらに来てくれたので、しっかりと負荷をかけてもらいました。今日はしっかりと動きが出ているかというところと、気で走る面がある馬なのでしっかりと気持ちが戻っているかの確認をする追い切りでした。
併せてからも後ろからの動きもすごく良いものを感じましたし、横の馬に食らいついて行くと言いますか、噛み付いて行こうというぐらいの気持ちが見えたので、しっかりと戻っているなと感じました」

(今回のレースに向けて)
「阪神コースは何も問題ないと思います。今回は3000mという距離になりますので、いかに前半は闘争心を抑えて最後に繋げることができるかというのが課題になると思います。
普段もメリハリがしっかり付く調教はできていますので、その辺りが競馬でもしっかりと出せれば良いなと思っています。
あの時(天皇賞・春)は出遅れてポジションを取りに行った分、前半力んでしまった面もあります。今回はゲートを出たなりでこの馬のリズムを重視して乗ってもらおうと思っています。
次はGIに向けてのレースになると思いますので、これをステップに次に向けて良いレースができたらなと思います。応援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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