☆10日(日)京都競馬場で行われる第112回京都記念(GII)に出走を予定しているタイムフライヤー(牡4、松田国英厩舎)について追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
◎タイムフライヤーについて、和田竜二騎手
・(中山金杯は)前半が思ったよりいいところ(ポジション)が取れなかったので、途中から動く形になってしまいました。最後は(勝馬と)同じ脚色になってしまいましたので少しもったいないレースになったかも知れません。
・(一週前の追い切りに騎乗)調教はいつもいい動きで手応え良くレースに向かえます。いい動きでした。
・(初騎乗の神戸新聞杯の時は)少しコントロールするのが難しい馬という印象でしたが乗るたびにコンタクトもとれて来ました。メンコも着用して菊花賞も走れてきました。(それを踏まえて今回)得意の中距離でいい結果が出せればと思っています。馬の体調が安定してきて回数も使えるようになりました。まだまだこれからの馬、成長してくると思います。
・脚力はあります、二歳の頃は長くいい脚を使えていましたが、私が乗っている時は一脚(ひとあし)使えますが長続きしていないのでその点を踏まえて乗っていきたいと思っています。
・今回の舞台(京都芝2200メートル)は芝2000メートル内回りとはレースも変わってくると思います。しっかり折り合いをつけてこの馬の良いとこを引き出せるようにしたいと思います。京都競馬場も合わないことはありませんので楽しみです。
・(できれば)平均的に流れてくれたらいいですね。スローペースの上がり勝負だと厳しいと思います。
・続けて乗せていただいていますしGIホースですから、いい結果が欲しいのでこの馬の実力を(最大限に)引き出すよう頑張ります。
〔取材:檜川彰人〕