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2月3日(日)に京都競馬場で行われる第59回きさらぎ賞(GIII)に登録しているヴァンドギャルド(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)について、追い切り後の藤原英昭調教師のコメントは以下の通り。

(前走のホープフルSを振り返って)
「あそこ(直線での不利は)は本当に危ないところでした。そしてクリスチャン・デムーロ騎手も悔しがっていました。脚元や体など気になったのですが、そこは幸いクリアしてくれているので良かったなと思います。
やはり能力は確信していましたから、底力は再確認できました」

(その前の2戦も振り返って)
「社台ファームもこの血統で期待している馬なので、今はその通りのパフォーマンスをしています。しかし、やはりナーバスな馬で気性的に難しいので、そこをクリアするためにいろいろな経験をさせている段階です。どのレースも気が抜けません。本当は賞金を獲ってほしいのですが、あまり求めず、今は経験重視かなと思っています」

(この馬の強みは?)
「絶対能力というのは強みではあります。あとはそれをどう操作して管理するかというのは我々の技術が問われると思います。そこをクリアできれば上のレースを目指せる馬だと思います」

(調教過程を振り返って)
「ミルコ(デムーロ騎手)も初めてなので、クリスチャン(デムーロ騎手)からも聞いているとは思いますが、実際乗ってみてすごく良いイメージで先週は追い切りを終えました。ある程度レース間隔が詰まっているので、今日は馬の気分に合わせて坂路でサッと、という感じでした。
上手く成長させるというのが今の課題としてやっています。そういう意味では上手い曲線を描いて、徐々にですが、能力はしっかりしているので、精神面を良い状態にしていきたいと思っています」

(今回のレースに向けて)
「クラシックを目指していかなければいけない馬なので、距離も延ばしながら、しかしそればかりではなく、賞金も獲るというところで今回は挑戦します。条件的には、輸送も短いですし、ワンターンでも問題はないと思っています。
本当に能力のある馬で、期待しているので、ここを試しで使うというよりもしっかり賞金を獲るという目的で使っていきます。応援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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