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中山11Rのフェアリーステークス(3歳GIII・牝馬・芝1600m)は3番人気フィリアプーラ(丸山元気騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分36秒0(良)。アタマ差の2着に4番人気ホウオウカトリーヌ、さらに半馬身差の3着に5番人気グレイスアンが入った。

フィリアプーラは美浦・菊沢隆徳厩舎の3歳牝馬で、父ハービンジャー、母プリンセスカメリア(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は3戦2勝。

~レース後のコメント~
1着 フィリアプーラ(丸山元気騎手)
「スタートは出ましたが、リズム良く運ぶことも心がけてあの位置になりました。前半は折り合ってくれて、終いは弾けました。若い牝馬で精神的に安定していないところはありますが、乗りやすくて終いは脚を使ってくれます。また騎乗のチャンスがあれば、この馬の良さを引き出したいと思います。今年は去年以上の勝ち星を挙げたいです。大きいところを勝てるように頑張ります」

2着 ホウオウカトリーヌ(大野拓弥騎手)
「マイルでも上手に競馬をしてくれました。メリハリのきいた競馬で、惜しかったけど先々につながりそうです」

2着 ホウオウカトリーヌ(栗田徹調教師)
「良いレースでした。勝ちたかったです。位置が後ろすぎるかと思いましたが、加速が良かったです。賞金を加算できましたし、今後は様子を見て決めます」

3着 グレイスアン(戸崎圭太騎手)
「良い感じでいけたのでしのぎたかったのですが残念です。テンションはそれほど上がらず、むしろ前向きさが出て良かったです」

4着 エフティイーリス(蛯名正義騎手)
「勝負所で前に入られたのが痛かったですが、最後まで伸びていて悪い内容ではなかったです。脚元が弱いので、そこがもう少し丈夫になってくれると良いのですが...」

5着 アクアミラビリス(M・デムーロ騎手)
「初の右回りで外へ張ったり、ハミを噛んだりしていました。キャリア2走目は難しいですね。まだ子供です」

8着 チビラーサン(田辺裕信騎手)
「前回同様にゲートで後ろにもたれてしまいました。その分力むことなく後ろから行けましたが、ペースもあるので前目につけられないと厳しいです」

12着 セントセシリア(中谷雄太騎手)
「本当は内でロスのない競馬をしたかったのですが、枠も内ではなかったのである程度ポジションを取りに行きました。それでもそれほど負けてないので、馬体がもうひと回り成長してくれればと思います」

15着 メイプルガーデン(丸田恭介騎手)
「初めての芝でしたが、マズマズでした。芝でもやれると思います」

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