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 14日(祝・月)に中山競馬場で行われる第59回京成杯(GIII)に出走するシークレットラン(牡3歳、美浦・田村康仁厩舎)について、追い切り後の田村康仁調教師のコメントは以下の通り。

「前走は未勝利を勝ってから間隔を開けて状態も良かったですし、手応えはありました。ただ相手も強いですから、好走してくれればと思っていましたが、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。

 前走後は京成杯に行こう、という事になったのでこの馬のパターンですぐに牧場へ放牧に出して、3週間くらい前に厩舎に戻って来ました。良い状態で、気持ちもリフレッシュしましたし、体調も良くここまで来られましたね。

 (今週の追い切りは)先週の時点であらかた出来上がっていましたし、このところ雨が降っていなくて馬場も引っ掛かりがなくて走りにくい感じだったので時計も出にくいのですが、終いはしっかりと良い時計を出したかったんです。最後はしっかり良い時計でフィニッシュできるような追い切りを、という指示でしたがきちんと、良いフィニッシュが出来たと思います。厩舎にいるときは凄く落ち着いていますし、調教をしっかりやらないといけない、という指示を出されると一生懸命頑張ってくれるメリハリがあります。まだまだ幼い部分がある年齢だとは思いますが、非常に大人になっていると言うか、こちらが言わなくてもきちんと分かっていて対応してくれますね。

 (中山2000mに関しては)非常に難しいコース形態だと思っているのですが、中山で2回走って2回とも結果が出ていますから得意なのでしょう。自分の思うような展開にならなくても、騎手がそれをリカバリーしようと思ってこうして欲しい、という指示にきちんと従える、無駄な動きをしないのが良いのだと思います。

 順調にここまで来られましたし、結果を出して(今後へ)弾みをつけたいと考えている一戦です。当日はいい状態でパドックを回れると思いますから、どうぞ応援よろしくお願いします」

(取材:大関隼)

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