14日(祝・月)に中山競馬場で行われるジャニュアリーステークス(オープン・ダート1200m)に出走予定のクイーンズテソーロ(牝4歳、美浦・畠山吉宏厩舎)について、追い切り後の畠山吉宏調教師のコメントは以下の通り。
「前走は速い馬を前に行かせて折り合いをつける形で、勝負どころから外へ持ち出して、ジョッキーも落ち着いて乗ってくれました。馬もそれに応えてくれましたし、しっかりした走りで勝ってくれたという印象です。
デビュー前から追い切りでも良い動きをしていて期待していたのですが、未勝利脱出までになかなか勝ち上がれませんでした。そこからダートに替えたという部分もあったと思いますが、一戦一戦力をつけて(オープンまで)勝ち上がって来てくれましたね。
前走後は大きく歪んだとか、疲れが出たという事はありませんでした。兵庫の交流重賞(兵庫ゴールドトロフィー)にも登録していて補欠1番手だったので、いつものように放牧には出ずに在厩で調整しました。結果的に重賞には使わなかったのですが、前走と同条件のここを目標にしようと決めて問題なく来ています。
それほど間隔を取っているわけでもないので、先週、今週と追い切りは坂路でサッとやりましたが変わらず順調ですね。今度はオープンですから速い馬、強い馬が揃っていますが、その中でどんな競馬をしてくれるかでしょう。胸を借りる立場ですが、前走を見ても馬の後ろで我慢する競馬も覚えてきていますし、ここでも頑張ってくれるのではないかなと思います」
(取材:大関隼)