お知らせ:

競馬実況web

1月13日(日)に京都競馬場で行われる第66回日経新春杯(GII)に登録しているルックトゥワイス(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)について、追い切り後の藤原英昭調教師のコメントは以下の通り。

(デビューから振り返って)
「新馬戦では悪い気性を見せて、それでも勝ち切ったというので、すごく素質は認めていました。しかしその素質を生かすだけの精神力が足らず、体も弱かったので、間を開けながらレースを使っていました。
成長過程というのが(同厩舎のパフォーマプロミスに)似ています。秘めた能力も遜色ないと思っています。たまたまこうなりましたが、良い傾向ではあるかなと思います。
経済動物ですから、そこにはオーナーの理解というのが第一にあります。しかし、それで(理解が)得られたということであれば、やはり上に持っていきたいと我々スタッフ一同頑張っています」

(前々走のアルゼンチン共和国杯8着を振り返って)
「スローペースの上がり勝負になりました。ゲートで出負けして、それが尾を引いたという感じはします」

(前走のグレイトフルS1着を振り返って)
「ずっと左回りを使っていて、少し気性の悪い、元気な馬なので、いつものルーティンで行っていました。今回は久々に右回りということで、どうなるかなという試しのレースでした。見事にしっかりと成長して走ってくれました。すごく収穫のあるレースでした。
良い勝ち方をしてくれましたし、また選択肢が拡がるレースでした」

(前走後の調整について)
「前走を使ってから、状態をキープするという調整なので、良い傾向ではあると思います」

(最終追い切りを振り返って)
「今日は坂路でした。雪が降って、だいぶ予定は崩れたのですが、それなりの負荷はかかって、いつも通りと言えばいつも通りです。
どの陣営でもそうですが、スリップがあったり、馬の集中力では影響があったりしますが、同じ条件ですからね」

(この馬の持ち味は?)
「しっかりした心臓がありますから、距離は延びても良いですし、ある程度長く良い脚も使えます。しかしその反面、やはり精神的にはまだまだです。ですから競馬に行ってどう出るかは少し不安要素ではあります。
逆に言うと、精神力があれば早く勝ち切っています。やはり2着、3着が多いというのは、どうしても精神的にムラがあり、その点で勝ち切れませんでした」

(今回のレースに向けて)
「やっとオープン馬になれましたし、経験を積んで、春、秋と行けるように、その試金石という感じでレースには行きたいです。
待っていただいたオーナーのためにも、またファンもいますから、頑張りたいと思います」

(取材:米田元気)

お知らせ

お知らせ一覧