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1月13日(日)に京都競馬場で行われる第66回日経新春杯(GII)に登録しているメイショウテッコン(牡4、栗東・高橋義忠厩舎)について、高橋義忠調教師のコメントは以下の通り。

(前走の菊花賞14着を振り返って)
「ゲートの出が今一つというレース内容でした。自分の競馬ができなかったというのが敗因の一つかなと思いました。馬はレースを使った後も問題ありませんでしたので、気持ちを切り替えて、ここを目標に進めてきたつもりです」

(前々走の神戸新聞杯では3着)
「強い相手と戦いまして、それなりの内容で競馬をしてくれました。これならば4歳になってもそれなりの競馬ができるのではないかという手応えを掴みました。そう思える1戦であったのではないかと思います」

(前走後の調整について)
「菊花賞が終わりまして、一旦放牧に出ていました。疲れはそんなに残っていなかったのですが、放牧期間は十分に取れたのではないかと思います。その間に馬はもう一つ成長することができました。今年これから走っていくにあたって良い形で帰って来ることができたかなと思います」

(調教過程を振り返って)
「今回このレースに向けて、1ヶ月ぐらい前にはトレセンに帰厩したのですが、先ほど申しました通り、馬が成長していました。その中での追い切りでは、馬の状態を見ながら、その日の朝にだいたいの調整内容を決めるという形で今回はいきました。他厩舎の馬でしたが、それを追いかけるような形の追い切りになりました。それなりの負荷もしっかりとかけられて、1週前の追い切りとしては良い追い切りができたかなと判断しています。
先週末は思ったよりも少し強い調教内容になってしまいました。いつもこの馬は週末の競馬が控えていても木曜追いが多いパターンです。一応水曜日も考えていたのですが、木曜日に同じような形でやろうということで、明日追い切りをさせていただきます」

(成長や変化がうかがえる点は?)
「線の細い体でデビューしまして、能力だけで走っていた時に比べると、今は本当に充実してきているかなと思います。まだもう一段馬が良くなってくる感じがありますし、その分馬は苦しいというか、自分の成長と気持ちといろいろな部分でバランスが崩れているところもあります。その辺が合致してきた時にもう一段良いパフォーマンスができるのではないかと思っています。
まだ完成した馬ではないので何とも言えませんが、強い心臓というか、エンジンを持っていると思います。その辺をフルに生かせれば、長い距離でも走れるのではないかなと判断しています」

(今回のレースに向けて)
「京都は何度も走っているコースですので、この馬にとっては良い方向に向くのではないかと思っています。
今回は武豊ジョッキーに戻りますが、その辺はジョッキーが上手く組み立ててくれると思います。だいたいの持ち味というのは、先行するということになろうかと思いますので、その辺を含めてジョッキーにお任せしたいと思います。
今年初戦となりますが、さらにもう一段強い舞台で走らせたいと、また結果も出してほしいと思っている馬です。応援のほどよろしくお願いいたします」

(取材:米田元気)

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