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12月16日(日)に阪神競馬場で行われる第70回朝日杯フューチュリティステークス(GI)に出走予定のドゴール(牡2歳、美浦・黒岩陽一厩舎)について、黒岩陽一調教師のコメントは以下の通り。

(前走のサウジアラビアロイヤルカップ振り返っていかがでしょう?)
「デビュー戦で1400メートルを使ったので200メートルの距離延長に対応できるかという点と、気持ちが強い馬なのでしっかり折り合って最後に脚を使えるかというところがテーマでしたが、概ねクリアしてくれて良い内容でした。ゲートの遅さや気持ちが強くて力むところなどは引き続き課題ではありますが、一戦ごとに良くなっていますし、調教でもその辺りが段々と良くなってきているので、レースが楽しみです」

(中間の調整はどのように進めてきたのでしょうか?)
「初めてトレセンへ入厩してから前走のサウジアラビアロイヤルカップまでずっと積極的な調整を続けてきたので、前走後は一息いれました。その分身体も大きくなりましたし、良いリフレッシュができました」

(1週前追い切りには津村騎手が騎乗されたということですね)
「はい、乗っていただきました。折り合いが難しくなってきそうなところがあったのでその点と、リフレッシュ放牧を挟んだので太め感が残ってないかを打ち合わせしました。思っていた以上に動いてくれましたし、折り合いも問題なかったので、良い1週前追い切りでした」

(今朝の最終追い切りはどのようなテーマだったのでしょうか?)
「1週前の時点である程度身体は仕上がっていて、気持ちが強い馬でやればやるぶんだけ走ってしまうので、やりすぎないよう気をつけました。実際に良いところで抑えられたと思います。成長してくれている部分があることに加えて調整自体が順調に来ていますので、強い相手に臨むにしては、楽しみです」

(デビュー時から比べて、馬体面、精神面の変化はありますか?)
「身体は馬体重が10キロ以上増えていますし、気持ちの面でも勝って自信をつけているのか前に行こうとする気持ちが強くなってきているので、強い相手でも良い競馬をしてくれるのではないでしょうか」

(阪神芝1600メートルという舞台については?)
「スタートに関しては遅れてしまう大味な部分があるので、広いコースの方が最後に良い脚を使えるのではと思います。また関西圏への輸送については、小さい時から輸送を経験していますし、デビュー戦に関しても新潟にいって体は減らなかったようにいつでもよくご飯を食べてくれるので、特に心配していません」

(改めて、この馬の良さを教えて下さい)
「気持ちの強さですね。気持ちが強くて、良い動きをするところがセールスポイントだと思います」

(それでは、レースへ向けての意気込みをお願いします)
「セールスポイントである、その気持ちの強さを生かして、強い相手にも強い走りをして、力を発揮して欲しいです」


(ファンへ向けて)
「一戦一戦成長して、今回も強い競馬をお見せできると思いますので、応援よろしくお願いいたします」

(取材:小屋敷彰吾)

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