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 25日(日)に東京競馬場で行われる第38回ジャパンカップ(GI)に出走するサトノクラウン(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)について、追い切り後の森一誠調教助手のコメントは以下の通り。

「宝塚記念は位置取りも含めて凄くスムーズな競馬と思いましたが、直線に向く頃には手応えが怪しくなっていました。ハッキリとした原因は分かりませんが、ちょっと海外帰りで目に見えない疲れがあったのかも知れません。

 レース後はいつもと同じように少し疲れた所は見せていましたが、中間は放牧を挟んで、厩舎に帰ってきてからは順調に来ていると思います。1週前に長めからしっかりやったので、今朝はそれを踏まえて追い切りました。若干休み明けで動きが先週までで重いところがあったので、それを補いつつ、レース当該週なのでレースに向けて疲れを残さないようにしました。先週までは少し重いかなと思いましたが、普段の休み明けと同じように良い状態に仕上がったと思います。(追い切りに乗った)ビュイック騎手も、良い印象を持ってくれたのではないでしょうか。

 6歳になって馬体の方はもう大きく変わらないと言うか、完成されてきたという感じですね。気性も以前に比べて落ち着いた印象です。

 (東京2400mに関しては)去年のジャパンカップでは結果が出なかったのですが、合っている舞台だと思います。少し競馬に行って難しい所があって、気を抜いたりする面があるのですが、ビュイック騎手は日本に来て調子が良いジョッキーですから、新しい一面を引き出してくれればと思います。安定して結果が出る馬ではない、難しい所がありますが、能力はGIを2つ勝っているように凄くありますから、ここで能力を出し切って良い勝負をして欲しいなと思っています」

(取材:大関隼)

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