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11月25日(日)に東京競馬場で行われる第38回ジャパンカップ(GI)に登録しているスワーヴリチャード(牡4、栗東・庄野靖志厩舎)について、追い切り後の庄野靖志調教師のコメントは以下の通り。

(前走の天皇賞・秋10着を振り返って)
「オーナーをはじめ、たくさんの方々に支持していただいたのですが、結果を出せなくて、期待に応えられなくて本当に残念な気持ちです。
出遅れてしまったので、位置取りも良くなかったです。最後もあまり反応ができなくて、ジョッキーもあまり無理をしないでレースを終えました」

(前走後の調整について)
「前走は体的には疲れた競馬ではなかったですし、回復も早かったので、すぐに調教をすることができました。それ以降は坂路、馬場、両方を使いながら順調に調教できています」

(調教過程を振り返って)
「今回は先週、今週ともにミルコ(デムーロ騎手)に乗ってもらいましたが、時計も速すぎず遅すぎずという感じで、前にペースメーカーを置きながらでした。馬の走りたい気持ちはすごく伝わってきています。当該週、競馬までしっかりとエネルギーを溜めていきたいです。
追い切りが終わってから(デムーロ騎手とは)まだ話をしていないのですが、良かったよという話だけはうかがっています」

(今回のレースに向けて)
「東京2400m、ダービーで2着、その後アルゼンチン共和国杯で東京2500mも経験しています。距離や舞台に関しては特に問題ないと思います。あとは本当に馬のやる気と言いますか、走る気持ちを全面に出して欲しいです。
いつも通りですが、ゲート練習だけはしています。
前走はゲートの出が悪かったですし、位置取りは大事かなと思います。ゲートが開くまでは分からない部分はありますが、あとはジョッキーがリチャードのことをよく分かってくれているので、その辺に関してはまた後でジョッキーとも話しながら、考えていきたいです。ゲートが開いてしまったら、あとはジョッキーの判断なので。
GIですし、みんな強い馬が揃いますから、メンバー云々、相手云々よりは、私たちはリチャードの力を信じて、この馬の競馬だけができたら良いなと思います。
春先の競馬と言いましても、大阪杯でもゲートの出がもう一つでしたし、その辺で気を付けなければいけないところは一杯あると思います。まだまだ先のある馬であると思いますし、まずは一戦一戦大事に行きたいです。
前走は残念な結果ではありましたが、私たちもリチャードのことを信じて毎日過ごしています。彼もまだまだ先のある馬だと思っていますので、ここでまた強いリチャードを私たちも見たいですし、皆さんにもお見せできるように頑張りたいと思います」

(取材:米田元気)

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