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 11日(日)京都競馬場で行われる第43回エリザベス女王杯(GI)に出走予定のコルコバードについて、追い切り後の共同記者会見での木村哲也調教師のコメント以下の通り。

「昨日の朝の段階で、馬はトップコンディションにきていると思いました。そこから先をどうするか?ギリギリまで悩みましたが、最終的には、コルコバードに更なる期待を込め、強い追い切りをかけました。今朝の追い切りは、全体的に、前半の動き出しから、先週の追い切りより質が高くなっていると思って見ていました。ラストの動きに関しては、併せ馬のタイミングなど全てを含めて、我々としては、満点回答だったと思っています。

 前走は、色々難しいところはあったと思いますが、自力で形を作ってくれて、結果は残念でしたが、あの時点の100%は出せたと思います。改めて、個人的には、馬に対して評価してあげたいと思っています。牡馬相手に頑張ってくれましたし、トップコンディションに持っていけば、こんなはずではないという期待もしている馬ですから、間隔を開けて、仕切り直しての今回です。

 春は、エリザベス女王杯から逆算してやってきたところもありますし、過去京都で、脚を使えなかった事もありましたけど、それも含めて、チャレンジしたいなと思っています。皆が注目するレースに、コルコバードを良い状態で送り出したいという一点につきます。返し馬まで、やれる事をやってあげたいと思います。

 調教師はGIを勝っていませんが、浜中騎手はGIを沢山勝っていて、頼りたいくらいですし、中山で乗ってもらっていて(1着)、悪いイメージは無いと思いますので、しっかりお願いしますと話して、乗ってもらえればと思います。

 こうして、ようやくGIの舞台に、もう一息のところまできていますので、何とか日曜日まで頑張って、応援してくれる沢山の方々に、コルコバードが頑張っているところを見せられるよう、最大限努力していきたいと思いますので、応援して下さい」

(取材:中野雷太)

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