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11月11日(日)に京都競馬場で行われる第43回エリザベス女王杯(GI)に登録しているカンタービレ(牝3、栗東・中竹和也厩舎)について、追い切り後の辻野泰之調教助手のコメントは以下の通り。

(前走の秋華賞3着を振り返って)
「競馬の前はもう少し前目のポジションを想定していましたが、ゲートで遅れてしまったこともありまして、あのようなポジションからのレースになりました。最後はあれだけの脚を見せてくれたので、新たな一面が見られたかなと思っています。
末脚も春からの成長かなと思えますし、レースの幅が広がったという意味では収穫のあるレースだったかなと思います」

(前走後の調整について)
「GIに向けて仕上げていった面がありましたので、ローズステークスの後よりは少し疲れが見られました。軽めの運動でしっかりと疲れを取ってからこのレースに向けて立ち上げてきています」

(調教過程を振り返って)
「秋2戦使っていましたので、それほど強い負荷も必要ないかなと思いまして、この中間は坂路での追い切りを重ねています。ラストの反応は良いですし、前走と同じような状態で出られるのではないでしょうか」

(今回のレースに向けて)
「春はオークスで、距離の壁を感じました。この秋は成長した姿を見せてくれています。1ハロン延びる距離でもこなしてくれるのではないかと思っています。
春は機動力を生かして、小回りコースで押し切る競馬でした。前走のようなポジションでもしっかり末脚を伸ばせるところを見せてくれたので、外回りコースでも不安はないかなと思っています。
初めて違う世代の馬たちと走ることになりますので、比べるのが難しいとは思いますが、この馬の力を出してくれれば十分通用するのではないでしょうか。
ようやくGIのタイトルに近いところまで来られたと思いますので、もう一押し頑張ってもらいたいです。応援よろしくお願いいたします」

(取材:米田元気)

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