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 5日(土)、今日は朝まずシャンティイへ行き陣営の取材。その後、パリへ戻ってロンシャン競馬場へ行き、ステラウインドが出走するドラール賞の実況録音(練習も兼ねて)、そして関係者の取材である。
  
シャンティイは、パリから北へ約40kmほど行ったところにある。シャンティイ城があり、観光地としても有名だが、さて、どんなところなのだろうか?行き方は、SNCF(国鉄)にパリ北駅から乗って約25分ということで、まずは北駅に行かねばならない。検索すると、ポルトドクリシーからバス54番に乗れば15分で行けるという。これまた便利、さっそく北駅へ向かってみた。
  
 
パリ北駅は、ユーロスター、TGV、タリスなど、国際的な特急も発着する大きな駅で、歴史を感じる、それはそれは立派な駅。ホームの数も半端じゃ無い。切符を買うのが難しいという話を聞いていたので、あらかじめ駅名、往復(retourだったかな?)、などを紙に書き、それを見せつつ2人と伝えると、あっさりOK。行き、そして帰りの時間を確認され、これも調べてあったものを伝えると、簡単に切符が発行される。切符を受け取る際には、番線まで丁寧に教えてくれる。拍子抜けするほど、簡単に買えてしまった。北駅は、さすがに国際的な駅だけあって、フランス語以外、英語、ドイツ語も使える窓口があった。僕は英語OKの窓口へ行ったが、そういえばパリ、フランス語など全くわからなくても、基本どこも英語(それもインチキレベル)で十分に事は足りる。発車時刻まで、特急列車を見たり、帰りの乗換えルートを確認(RER駅への道)しながら時間を潰し、その後写真の2階建て車両に乗り込み、いざシャンティイへ。その前に、改札の無いSNCFは、ホーム手前の黄色い機械で切符に自ら刻印しなくてはならない。忘れると、罰金をとられることもあるようなので、ご用心を。
  
 
電車に乗ること約25分、2つめの駅がシャンティイ。一つ目の駅まで20分くらいあり、それはのどかなエリアをひたすら走る。シャンティイ駅、小さな田舎の駅である。そこから駅前の道路を南へ、ひたすら歩く。周囲に厩舎(当たり前だが部外者立ち入り禁止)、調教場(これもね)があるとのことだが、それをあまり感じさせない、木々に囲まれた1本道。ひたすら歩いて15分、ついに目的地・フランスギャロの事務所らしき場所へ到着。すると右手には、柵の向こうにエーグル調教場。道路からすぐのところにある。オルフェーヴルが追い切った周回コースが目に飛び込むが、噂通り、本当にただの広すぎる野原にしか見えない。記者さんの説明では、その奥に、さらにキズナが追い切った直線芝コースがあったり、いくつもの調教場があるとのこと。イギリス・ニューマーケットの調教場を見た時にも思ったが、人工的に作られた日本の調教場との違いに、ただただ驚くばかりである。

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