お知らせ:

競馬実況web

28日(日)東京競馬場で行われる天皇賞(秋)に出走予定のサクラアンプルール(牡7、美浦・金成貴史厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

○サクラアンプルールについて金成貴史調教師

(札幌記念を振り返って)
「馬の状態は良かったのですが、競馬なのでいろいろ噛み合う部分と噛み合わない部分があって、結果は去年よりも着順を落として6着でした。馬は気分良く走れていたみたいで、レース後のダメージもなかったですね」

(状態は去年と比べてどうだった)
「調整過程も順調でしたので、具合は去年と遜色なく、いい状態で使えたと思っています」

(この中間について)
「札幌競馬場から牧場の方に放牧に出して、予定通り少し早めに入厩して、順調に調整を重ねてきました」

(最終追い切りは田辺騎手が騎乗。内容について)
「1週前追い切りで強い負荷をかけたので、今朝は状態を確認するような形で、いつものこの馬のパターンの追い切りができました。もともと状態に大きな変化はない馬ですが、短期放牧を挟みつついい状態で持って来られたと思います」

(田辺騎手とはどんな会話を?)
「レースも乗って分かってくれていますし、調教も『馬がだいぶ大人になってきて、乗り難しい面も解消されてきているので、跨って微調整してもらえれば』と伝えていました」

(7歳になるが、馬体面や精神面で変わってきたところは?)
「いろいろと課題の多い馬だったのですが、その課題をひとつひとつクリアしてきました。大事に使わせていただいているということもありますが、だいぶ馬自身が成長し、精神的にも安定してきて、レースに向けて負荷を強めていく中でもこの馬自身が集中力を高めて、レースを心待ちにしているような心の余裕ができてきました。

 去年も札幌記念から、いい流れで天皇賞に向かうことができたのですが、今年は精神的な成長を去年よりも感じられるので、去年よりもいい状態で向かえていると思います」

(東京芝2000mは)
「以前も東京で好走していますし、右回り左回りなど何かが不得意という馬ではありません。中山や札幌などの右回りで良績があるので、それに比べると少し落ちるのかなという感じはしますが、状態がいいのであまり気にしなくていいと思います」

(どんなレースを期待?)
「ここ最近はいい状態でレースを使えているので、このままの流れで、馬自身が楽しんで走ってきてくれればいいと思います。年齢的に7歳、たくさんチャンスがあるかどうかは分かりませんが、何とかひとつ大きいところを取らせてあげたいので、応援よろしくお願いします」


(取材:小塚歩)

お知らせ

お知らせ一覧