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 14日(日)に京都競馬場で行われる第23回秋華賞(GI)に出走するアーモンドアイ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)について追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●アーモンドアイについて国枝栄調教師
「昨日ウッドコースに入れましたが馬が充実していて、随分踏み込みが良くて、前肢(と後肢)をぶつける所が少しありました。先週もウッドでやっているので、坂路でやってみようということで今朝は坂路に入れました。素晴らしい動きだったと思います。

 (春の二冠は)期待していましたが、それ以上のパフォーマンスを見せてくれました。オークスの後はそれまでにない一杯の競馬をしたので、少しくたびれたかなという感じでした。

 馬も成長していて、心身とも良い感じで(厩舎に)戻ってきたのでこれなら十分に行けるという感じでした。馬体重も10キロくらい増えて、見た目にも筋肉がつきました。レースはプラス体重で、もしかするとプラス10キロくらいになるかも知れません。

 (京都2000mに関しては)外回りよりも先行有利という感じですが、アーモンドアイが普通に走ってくれれば何とかなると思います。先週、今週とルメール騎手が追い切りに乗って、彼も凄く馬の成長を感じてくれていますし、いい感触を持ってくれています。悪い話は出てこないですね。

 (2010年にアパパネで牝馬三冠を達成して、また三冠に挑める気持ちは)そういう素質の馬を預けて頂いて、感謝しています。やはり皆さんの期待をひしひしと感じますし、私も無事に(レースへ)送り届けたいな、と思っています。夢のある走りをしてくれる馬ですから、今回もそのような競馬が出来ればと思っています」

●アーモンドアイについてクリストフ・ルメール騎手
「今朝の追い切りはとても良い感じでした。時計は出ましたが、彼女にとっては軽い追い切りでした。バランスもフットワークも良かったです。追い切った後の呼吸もよく、良いコンディションでした。

 (1週前の追い切りにも乗って)その時にも良い動きでした。彼女の反応がとても良く、段々とコンディションが良くなっていく感じでした。休み明けなので100パーセントではまだありませんが、95パーセントくらいにはあります。大きなチャンスです。

 (桜花賞、オークスを振り返って)最初からアーモンドアイはポテンシャルがとても高い馬でした。桜花賞もオークスもよく能力を出してくれて、今たぶん彼女は日本で一番強い牝馬です。勿論三冠を獲りたいですね。スムーズなレースなら、勝てると思います。

 (秋になっての変化は)リフレッシュして、筋肉が少し大きくなりました。でも同じ馬です(笑)。調教も乗りやすいですし、やるべき事を分かっています。ほとんど完璧ですね。京都の2000mは少しトリッキーですから、そこが少し心配です。ペースが速くないと後ろからではちょっと大変です。直線が短いですから、いいポジションが取れればと思います。でも、そこは彼女のスタートやレースのペースによります。スタートはちょっと注意したいですね。

 (トリプルクラウンがかかるレースに乗る気持ちは)凄く楽しみです。日曜日は多分私のテンションが少し上がっていると思いますが、アーモンドアイに乗るのは凄く気持ち良いです。ポテンシャルがとても高いので、競馬の時は凄くいい気持ちです。頑張りたいですね。日曜日はぜひ、競馬場に来てアーモンドアイを応援してください」

(共同会見より~取材:大関隼)

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