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東京11Rの第69回毎日王冠(GII、3歳以上、芝1800m)は1番人気アエロリット(J.モレイラ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分44秒5(良)。1馬身1/4差2着に3番人気ステルヴィオ、さらにクビ差で3着に6番人気キセキが入った。

アエロリットは美浦・菊沢隆徳厩舎の4歳牝馬で、父クロフネ、母アステリックス(母の父ネオユニヴァース)。通算成績は12戦4勝。

~レース後のコメント~
1着 アエロリット(モレイラ騎手)
「先頭に立つ予定ではなかったのですが、スタートしてから流れを見て先頭に行かせました。先頭に立ってからはリラックスしてスムースなレースでした。直線で他馬のプレッシャーを受けてもいい反応で最後まで伸びました。体の作りも性格もいい、特別な牝馬です。またGIを勝てると思います」

(菊沢隆徳調教師)
「マイペースで行っている感じでしたが、相手はみんな強い馬なので直線が長く感じました。体も精神面もトータル的に成長して完成に近づいています。今後は馬と相談してレースを決めることになります」

2着 ステルヴィオ(ルメール騎手)
「いい競馬が出来ました。少しテンションが高かったですが、直線でいい脚を使ってくれました。能力は出し切れましたが、勝った馬が強かったです。距離は2000mくらいまでが合っていると思います」

3着 キセキ(川田騎手)
「内枠でいいところを取れました。他の馬より早めに動かしてスタミナを生かす競馬をしようと考えていました。これだけメンバーが揃って1頭だけ58キロを背負ったことを考えれば、よく頑張っています」

4着 ステファノス(福永騎手)
「取りたいポジションを取ることが出来ました。頑張っていましたが、時計が速く、抜けそうで抜けませんでした」

5着 ケイアイノーテック(藤岡佑介騎手)
「今日はしっかりとスタートを出てくれて、流れに乗ることが出来ました。いいレースが出来ましたが、直線、もうひと伸び足りないところがこの馬の今の実力かもしれません。もう一段階成長してくれば、古馬とのGIでも戦えると思います」

6着 サトノアーサー(戸崎騎手)
「前走のようなスタートを切れず、モタついてしまいました。休み明けが影響したのか、最後も伸びてくる感じが足りませんでした」

8着 スズカデヴィアス(三浦騎手)
「状態が良く、前走からのさらなる上積みもありました。リズム良く行けて、最後まで伸びていましたが、前が止まりませんでした」

12着 カツジ(松山騎手)
「今日はイレ込んでいて、スタート後も力んで走っていました。そこで消耗してしまったようです。いい馬なので、そのあたりの気性が変わってくればいいのですが...」

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