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 船橋競馬場(曇・やや重)で行われた"Road to JBC"第65回日本テレビ盃(JpnII・1800m)は、単勝1.9倍の1番人気ケイティブレイブ(福永祐一騎手)が、逃げたテイエムジンソクの2番手追走から直線抜け出し、1分52秒5のタイムで快勝。帝王賞2着以来の復帰戦を勝利で飾った。2馬身差の2着に道中インコース3番手を進んだ2番人気アポロケンタッキー、さらに1馬身半差の3着に追い込んだ3番人気サウンドトゥルーが入り、さらに1馬身半差の4着が4番人気テイエムジンソクと強力JRA勢が上位を占め、3/4馬身差の5着に地元船橋の5番人気ヒガシウィルウィンが続いた。

 勝ったケイティブレイブは、父アドマイヤマックス、母ケイティローレル(母の父サクラローレル)の5歳牡馬。栗東・杉山晴紀厩舎の管理馬。通算成績30戦10勝、重賞は8勝目(うちJpnI2勝)。

~レース後のコメント~
1着 ケイティブレイブ(福永祐一騎手)
「テイエムジンソクが行くだろうと思っていましたし、動き次第で2番手か、逃げてもいいかなと考えていました。テイエムジンソクにある程度ついて行って、後続が苦しい形になればと思って動いて行きました。もともと長く良い脚が使えますし、だんだんと反応も良くなっています。2、3番手から運ぶ王道の競馬が出来るようになってくれればと思っていましたが、馬もそれに応えてくれて完勝でした。次にGIがありますが、正直負けられないなと思っていました。(怪我からの復帰戦を勝てて)復帰するにあたって騎乗依頼を頂けて、感謝しかありません。期待に応えられて良かったです。馬が成長してこういう勝ち方をしてくれましたし、何とかJRAのGIタイトルを獲りたいと思います」

(杉山調教師)
「思い描いていた通りのレースになり、最後も余力十分という感じでした。前走の帝王賞から間があいていましたが、体はしっかりとできあがっていました。無事であればJBCに向かいたいと思います。これだけの馬ですが、中央のGIを勝ちたい気持ちが強いので、これからも応援よろしくお願いします」

2着 アポロケンタッキー(J.モレイラ騎手)
「レース前に聞いていた通り、ゲートの中で少しうるさかったですが、スタートしてからは良いポジションを取れて、手ごたえも良かったです。ただ、今日は勝った馬が強すぎました」

5着 ヒガシウィルウィン(森泰斗騎手)
「もう少し内枠が欲しかったです。ペースが遅くなってしまって......。もう少し流れて欲しかったですね。凄く速い上がりになってしまいました。それでもよく食らいついていましたし、もう少し内枠で脚がたまれば、(上位馬に)近づけたと思います。(JBCに向けて)それほど差はないと思います。噛み合えば一発あっていいはずです」

(取材:大関隼、小屋敷彰吾)

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