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 23日(日)に中山競馬場で行われる第64回オールカマー(GII)に出走予定のレイデオロ(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)について、追い切り後の津曲大祐調教助手のコメントは以下の通り。

「ドバイ遠征の後は8月の中旬くらいに戻ってきて、まだ暑い中でしたが順調に乗り込めました。帰厩してからも順調に坂路とウッドチップを併用して乗り込んできたので、最終追い切りはいつも通り、3番手追走からゴール前で併入して出て行くという形にしました。休み明けの分、多少緩慢さが残っているかなという所はありますが、それでも良い反応で、道中ジョッキーとのコンタクトもしっかり取れていましたからね。秋初戦としては、良い形で迎えられるのではと思います。ルメール騎手も『去年の神戸新聞杯の時と似た雰囲気で、リラックスしていたし、似たような感じで来られたんじゃないかな』と言っていました。

 ドバイに行ってから半年くらい経って、古馬らしい体つきになってきました。調教の時に見せる仕草もだいぶ大人びて、風格が出ていますね。坂路に向かう時や帰ってくる時も、みんなと一緒に歩いて来られるようになりましたし、発汗もだいぶ穏やかになりました。精神的な落ち着きが感じられるので、それがレースで良い方へ出てくれればと思います。

 中山は皐月賞以来になりますが、それまでに2回経験していますし、ジョッキーも把握してくれていると思いますからね。2200mならスタートしてから1コーナーまで距離があるので、ポジションを取って競馬が出来ればと思います。

 前回勝ったのが去年の神戸新聞杯で、もう1年くらい経ってしまうのですが、ジャパンカップでも(2着に)健闘してくれましたし、春は京都記念とドバイで少し残念だったのですが、上手く立て直せました。秋初戦のここから、また良い結果を出せるように頑張って行きたいですね」

(取材:大関隼)

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