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9月23日(日)に中山競馬場で行われる第64回オールカマー(GII)に登録しているアルアイン(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)について、池江泰寿調教師のコメントは以下の通り。

(前走のクイーンエリザベスⅡ世C5着を振り返って)
「香港は時計がかかるような馬場で、少し向いていなかったかなという印象でした」

(オールカマーを始動戦に選んだ理由は?)
「中山のこのぐらいの距離は適性が一番高いのと、秋の中山開催は割りと芝が硬くて高速決着になるので、そういうレースが合っています。札幌記念を回避した段階からこのレースに目標を切り替えました。
欲を言えば2000mが本当はベストなので、1ハロン長いです。それでもセントライト記念で2着に来ていますように、こなせる範囲だとは思います」

(今後の路線は?)
「秋の天皇賞は出走予定ですが、ジャパンカップはさすがに長いので、天皇賞以降はまだ予定が流動的になっています」

(馬が変わってきたところは?)
「もともとは大型馬で好馬体でした。完成度が高い馬だったので、それなりには成長しているのですが、大幅に成長した感じではないですね」

(最終追い切りを振り返って)
「北村友一騎手に乗ってもらいました。少し体が太そうに見えたのですが、本人に聞くと大丈夫だと言っているので、輸送もありますし、ちょうど良い塩梅になると思います」

(今回のレースに向けて)
「馬場さえしっかり乾いてくれて、極端に上がりが速いレースにならなければ、割りと崩れずに来ています。
能力が高いので、(1ハロン)12秒や13秒になっても15ー15で乗っているような、馬の余裕があって、ブレもありません。走る馬というのは、ある程度スピードが出てもスピードを感じさせないのです。普通はスピードが出てくると軸がずれたりするのですが、安定しています。車もそうですよね。良い車になればなるほど、ある程度高速で走ってもぶれないので、スピードが出ていると思わせないものです。馬もそうです。
勝ちたいのは勝ちたいですが、先がありますし、叩き良化型なので、次の天皇賞でマックスに持っていければ良いかなと思っています」

(取材:米田元気)

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