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☆16日(日)阪神競馬場で行われる第36回ローズステークス(GII)(秋華賞TR)に出走を予定しているサラキア(牝3、池添学)について追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◎サラキアについて、池添学調教師

・(前走の青島特別は)スタートはもう一つでしたがその後はしっかりリカバリーして自分から競馬を作って強い勝ち方をしてくれました。(スタートに関してはこの馬自身)ゲート試験に合格するまで時間もかかりました。牝馬で精神的にも難しい馬なのであまり追い込まず、競馬で徐々に覚えていってくれればいいかなという感じで考えています。スタートはいいに越したことはありませんが、ゲートで後手を踏んでも二の脚がいいのですぐにいい位置に付けられます。上達していってくれるのが良いのですが練習してあまり馬に負担かけるより一戦一戦覚えていってくれればと考えています。

・(中間は)二週間ほどノーザンファームしがらきにリフレッシュ放牧に出しました。その間に馬体もしっかり回復出来ました。そしていつものように三週前に栗東トレーニングセンターの厩舎に戻して一週前の追い切りはしっかり出来ました。動きも良かったので今週は馬ナリで調整しています。(今日の最終調整は)力を抜いて走れるように身体を使って力まず走らせるように指示をしました。最後も乗り役がアクションを起こせばギュッと切れそうな雰囲気があったので、取り敢えずそのままでやりました。どこまでも伸びそうな雰囲気があると(乗り役が)言っていたので、いい調教ができたのではないかと思っています。

・前走もすごくいい状態で輸送を挟んでも減らずに競馬ができました。馬体の張りも凄く良かったです。それを頭に置いて、その状態に持っていけるよう調整しています。

・(阪神芝1800mは)この馬にとって一番競馬がしやすいコース形態かと思います。後ろから行くと思いますし、多少出遅れても向正面でも直線でも位置を取りにいけます。前走のように自分から動いても競馬ができています。前走(小倉芝1700m)より競馬しやすいと思います。

・春先から元々の動きに関しては能力を感じました。ただ強い調教をしたら体重が減ったりして、その能力に身体がついていかない感じでした。しかしその点が前走はありませんでした。中身が追いついているのかなという感じはします。まだ良くなりそうです。

・春のクラシックは出走がかなわなかったので、最後の一冠(秋華賞)には駒を進めるべく頑張っています。どうか応援して下さい。

《取材:檜川彰人》

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