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☆9日(日)阪神競馬場で行われる第32回セントウルステークス(GII)に出走を予定しているファインニードル(牡5、高橋忠)について追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◎ファインニードルについて、高橋義忠調教師

・(高松宮記念は)我が厩舎として初めてのGI制覇という事で思い出深いレースになりました。(香港のチェアマンズスプリントプライズは)香港で通用するのか試してみたい面がありましたので連れて行って結果4着で満足のいく成績ではありませんでしたが内容としては悪くなかったと思います。馬場もソフトで馬にとってはタフな展開になったと思うので致し方ないという部分もありました。いい経験になったと思います。

・(中間は)日本に帰ってきて着地検疫などがありますので、その辺も含めて1カ月ほど北海道で休養を入れました。その後はいつも調整をお願いしている牧場で2カ月ほど様子を見るという形になりました。正直香港から帰ってきて少し馬体が寂しく映った部分もありましたので、秋は「馬の状態を見て」ということで予定は立てず調整をしてきました。栗東トレーニングセンターに戻す前に一度確認しに行きました。1カ月前にも行きましたが状態が良かったということもありました。今年の暑い夏も元気いっぱいの調整ができていました。ですから昨年勝ったこの舞台を皮切りに次に繋がるレースが出来ればという事で栗東トレーニングセンターに戻しました。

・(一週前の追い切りは)坂路で併せ馬をやりました。かなり馬が多い時間で、張ってきそうな馬がいたので、それを交わしたいという事で全体時計としては速くなりましたので上がりはかかったと言うところがありました。状態としては息遣いとかそういう部分も含めて問題ないという事で上がってきましたから一週前の調整としては上手くいったのではないかと思いました。

・(今日の最終追い切りは)川田騎手が跨って単走でしたが上がりだけしっかり気合をつけて欲しいということでした。後は馬の状態を見てからと、あまり細かい指示は出しませんでした。このレースが最終的な目標ということであればまだ足りないかというところではありますが、その後に大一番を控えた休み明け初戦を迎えるにあたっては雰囲気、状態を含めて合格点と言えるでしょう。これまでこの暑い夏を越えるにあたり見えない疲れなどが出ないように調整してきました。

・負担重量に関しては気にしていませんが、それより週末雨予報で馬場が渋った場合というのが不安要素としてあります。できれば快晴のもとレースをさせてあげたいですね。

・去年から着実に力をつけている馬なので今年はここをステップに、不得意な舞台では無いのでなんとか地力で結果をもぎ取ってくれればと思っています。GIも獲っているのでこのままさらにふさわしいレースをしてもらえればと思っています。強いファインニードルをお見せ出来ればと思います。

《取材:檜川彰人》

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