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中山11Rの第47回スプリンターズステークス(GI、3歳上、芝1200m)は1番人気ロードカナロア(岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分7秒2(良)。3/4馬身差2着に2番人気ハクサンムーン、さらにクビ差で3着に15番人気マヤノリュウジンが入った。

ロードカナロアは栗東・安田隆行厩舎の5歳牡馬で、父キングカメハメハ、母レディブラッサム(母の父Storm Cat)。通算成績は18戦12勝となった。

~レース後のコメント~
1着 ロードカナロア(岩田騎手)
「こういう強い馬に乗せてもらって、今日負けたら引退というプレッシャーの中で勝つことが出来て良かったです。いつも通り馬は落ち着いていましたし、すごくレースに集中していました。ゲートで出負けしてしまい、それが心残りです。前に行く馬をつかまえればと思いましたが、スタートでリズムを崩しても好位につけられる力を持っているので、あとは馬の邪魔をしないように乗りました。勝って当たり前の馬で勝つことが出来て本当に良かったです」

2着 ハクサンムーン(酒井騎手)
「自分の競馬は出来ました。改めて、このような舞台で走れるということが分かりました。手応えも一杯ではなく、直線でも追い出しを待ったくらいでした。相手は世界の王者ですから、価値のある競馬だったと思います。また次に向けて頑張りたいと思います」

4着 マジンプロスパー(福永騎手)
「もう少しでした。やはり間が空いて一頓挫あった後だったので、その分だと思います。仕上がりは悪くなかったのですが、CBC賞を勝った時と比べると、そこまでいっていませんでした。CBC賞の時くらいのデキならいけたのではないでしょうか。しかし、この年齢で力をつけています。以前は揉まれ弱かったり、一定の条件でしか力を出せませんでしたが、安定して力を出せるようになったのは成長の証です。来年はGIを取れるように頑張りたいです」

5着 アドマイヤセプター(四位騎手)
「調教師には、内枠なので枠なりに競馬をして欲しい、と言われていました。以前のような、内にモタれることもなく、上手に走ってくれました。直線で馬群を捌けましたが、もうちょっとやれたかなとも思います。2歳戦以来の騎乗でしたが、いいお姉さんになっています。助手の方も、最近、雰囲気がいい、と言っていた通り、返し馬の雰囲気が良かったです」

7着 グランプリボス(内田博騎手)
「スタートがすべて。マヤノリュウジンあたりの位置でやりたかったです。でも1200mの適性はあります」

8着 サンカルロ(吉田豊騎手)
「やっぱり相手は速いですね。途中で追っつける形になりました。最後はいい脚で伸びて来ましたが...。1400mがベストでしょう」

11着 サクラゴスペル(横山典騎手)
「雰囲気は悪くありませんでした。色々なことを考えながら色々とやっていますが、仕方ないですね。この馬のレースを見ていれば、よく頑張ったのではないでしょうか。勝ちに行ったら、こんなものです」

13着 サドンストーム(武豊騎手)
「思い通りのレース運びは出来ました」

14着 マイネルエテルネル(柴田大騎手)
「いい競馬で、スタート良く、いい位置で流れに乗れました。しかし、そこからでしたね。相手が強かったです。交わされてしまいました」

15着 パドトロワ(勝浦騎手)
「思い通りのポジションは取れました」

16着 フォーエバーマーク(村田騎手)
「ハクサンムーンのスタートが速く、抵抗出来ませんでした。もう少し出来るかと思いましたが、あそこまで行かれたら無理でした。またGIIIくらいからやり直します」

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