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8月5日(日)に小倉競馬場で行われる第54回小倉記念(GIII)に登録しているストロングタイタン(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)について、追い切り後の池江泰寿調教師のコメントは以下の通り。

(前走の宝塚記念11着を振り返って)
「やはりメンバーが強かったというのもありますが、どうしても正攻法の競馬をすると終いが甘くなるなという印象を受けました」

(前走後の調整について)
「暑くなるにつれ、どんどん調子を上げていくので、この酷暑が良い方に出ています」

(調教過程を振り返って)
「(1週前は)単走だったのですが、素晴らしかったです。
今週も坂路で単走でした。左回りも輸送もありますし、先週しっかりとやっているので、時計はそんなに速くなくても良いし、終いも馬なりでサッと軽い調整で良いという指示でした。
軽めの調整だったのですが、動きもキビキビとして、先週一杯にやった効果があるなと思いました」

(今回のレースに向けて)
「コースも距離も割と相性が良いと思っています。
暑くなればなるほど良くなるので、40度ぐらいになると本当にどんどん馬が良くなります。日曜日は40度以上になってほしいです。
夏に調子を上げていくのもありますし、暑さに強いので、それが夏の小倉で好走している要因だと思います。だんだんこの馬の性格も分かってきて、差す競馬が良いというのも分かってきました。チークピーシーズを着けても効果があります。ようやく完成の時期に入ってきたなと思っています。
体つきは2歳の頃から古馬のような雄大な馬体をしていたので、そんなに外見上は変わっていません。メンタル的には大柄な馬なのに小心者ですが、少しずつマシにはなっていますが、まだまだ怖がりで繊細なところがあります。
(鞍上のアブドゥラ騎手は)シドニーでリーディングを獲っていますし、20代ですがGIを勝っているようです。ボウマン騎手も彼の腕を認めていますので楽しみにしています。
通訳を通して電話でタイタンの今回の作戦などを少し話しました。直接はまだ会話していないので、今日の午後に栗東に来て明日の調教から乗るということなので、どんな顔をしているのか楽しみにしています。
(ハンデ57キロは)以前は55キロというハンデがあったと思うのですが、やはり重賞を勝ったので、以前より強くなっていると認められているのは仕方がないと思います。
夏の小倉では毎年たくさんのファンの方に応援していただいています。何とか小倉記念を勝って、夏の小倉にはストロングタイタンありというところをお見せしたいと思っています。応援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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