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16日、盛岡競馬場では、中央競馬と地方競馬の騎手12人が出場したジャパンジョッキーズカップ2018が行われた。ジャパンジョッキーズカップでは、12人による個人優勝を目指した争いと、Team JRA、Team EAST、チームWESTによる3つのチームに分かれての対抗戦が行われた。

JRAからはキャプテン内田博幸騎手、戸崎圭太騎手、福永祐一騎手、クリストフ・ルメール騎手が出場した。Team EASTはキャプテン山本聡哉騎手(岩手)、桑村真明騎手(北海道)、矢野貴之騎手(大井)、藤田弘治騎手(金沢)、そしてTeam WESTからはキャプテン山口勲騎手(佐賀)、岡部誠騎手(愛知)、永森大智騎手(高知)、下原理騎手(兵庫)が出場した。

第1戦(ダート1200m)はヒライズミナンバーに騎乗した下原理騎手が勝利。第2戦(芝1700m)はコアレスフェーブル騎乗の福永祐一が勝利。そして第3戦(ダート1600m)は岡部誠騎手がキングジャガーに騎乗して勝利した。

この結果、個人戦では3着、2着、3着の成績を残したJRAの内田博幸騎手が優勝。また、チーム対抗戦では、個人優勝した内田博幸騎手がキャプテンとして率いるチームJRAが、2015年に続いて2回目の優勝となった。

内田博幸騎手のコメント
「3戦でひとつ勝ちたいなとも思いましたが、チームへ貢献できたので良かったです。何より盛岡のファンの皆さんに、いいレースをみせられることができて良かったです。参加しているすべてのジョッキーが素晴らしい技術を持っているので、今回は私が優勝しましたが、枠順やその日の馬の体調などによって結果は変わると思っています。また、チーム対抗で戦う経験はあまりないので、勉強になりました。Team JRAが優勝賞金としていただいた100万円は、西日本で大雨の被害に遭われた方に寄付することを、メンバーと相談して決めました」

(取材:小屋敷彰吾)

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