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7月8日(日)に福島競馬場で行われる第54回七夕賞(GIII)に登録しているキンショーユキヒメ(牝5、栗東・中村均厩舎)について、追い切り後の中村均調教師のコメントは以下の通り。

(前走のマーメイドS7着を振り返って)
「人気は集めていましたが、ハンデも結構背負っていました。展開的にも少し後手を踏むというか、この馬の思い通りのレースができなかったので、思ったより駄目でした。そんなに大きくは負けていないのですが、もう少し自分のレースをしないとやはり勝てないかなと思います」

(調教過程を振り返って)
「元々調教はよく動く馬で、先週はかなりビッシリやりました。Cウッドチップコースで78秒から79秒ぐらいの速い時計を出しました。今回はレースをイメージして、ゆっくり行って最後の1ハロンをしっかり伸ばすという調教でした。最後の1ハロンは速かったですね。
悪くなかったと思います。前走のマーメイドステークスの時よりも素軽いような感じがします」

(今回のレースに向けて)
「当初、札幌へ遠征しようかなと思ったのですが、輸送が遠いですし、わざわざ遠くまで行く必要はありませんでした。前々走で勝った福島にちょうど良いレースがありましたので、こちらの方へ向かいました。今年になってから牝馬の重賞戦線を使っているのですが、以前は牡馬相手にずっと競馬をしていましたので、そんなに苦にはならないと思います。ハンデ戦なので、このレースが良いかなと思いまして選びました。
(ハンデ54キロは)まあ順当なところだと思います。ハンデキャッパーも上手に付けています。牝馬ですが、510キロを超える大柄な馬で、そんなに斤量を苦にしません。相手が軽い分、有利な場合もありますが、54キロならこの馬としては良いハンデだと思いますので、勝負になると思います。
1800mより2000mの方が良いですね。もう少し長くても良いかなと思うところがあります。強いて言うなら、梅雨時なのであまり多く雨が降ってグチャグチャな不良馬場にならなければ良いかなとは思います。
天気はどうにもできないので、当日の馬場状態を見ながら作戦を考えていきたいです。
このレースで良いレースをすれば、次のサマーシリーズも考えようかなと思っています。とりあえず夏休みも考えていますので、このレースの結果次第ということになります」

(取材:米田元気)

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