お知らせ:

競馬実況web

 6月24日(日)に阪神競馬場で行われる第59回宝塚記念(GI)に登録しているストロングタイタン(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)について、追い切り後の池江泰寿調教師のコメントは以下の通り。

(前走の鳴尾記念レコード勝ちを振り返って)
「メンコとチークピーシズの効果があったのかなと思いました。
成長というのか、馬具で矯正できたという方が大きいのかなと思いました。
小倉で新馬を勝った時から重賞級の馬だなと思っていました」

(調教過程を振り返って)
「先週は追い切っていなのですが、今日の1本だけでした。動きは悪くなかったです。
しっかりケアしたので、鳴尾記念以上の状態というのは難しいのですが、出来は落ちずに維持はできているのではないかとは感じます」

(この馬の良さは?)
「能力は高いところがこの馬の優れているところだと思います。
寒くなると機能が停止してしまうので、去年は11月ぐらいまでは辛抱してくれていましたが、12月ぐらいになったら冬毛がかなり伸びて、あまり良い状態ではありませんでした。汗をかくようになるとどんどん調子を上げて来ます。
重い馬場は苦手としていますので、レコードを出すような馬なので軽い馬場でこその馬です。どこまで馬場が回復してくれるかというのは鍵になると思います。
若い頃は裂蹄などでなかなか出世が遅れた馬ですが、夏は本当に強いです。雄大な馬体で素晴らしいのですが、すごく繊細で優しいところがあるので、それも個性だと思って、良い部分だけをしっかり伸ばしたいです。個性派で本当にファンが多い馬なので、ファンの皆さんの期待に応えてあげられるような結果を出したいと思っています。
上半期の締めくくりとして、毎年目標にしているレースなので、気持ち良くここで良い結果を出して、上半期を締めくくりたいなと思っています」

(取材:米田元気)

お知らせ

お知らせ一覧