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 6月24日(日)に阪神競馬場で行われる第59回宝塚記念(GI)に登録しているサトノダイヤモンド(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)について、追い切り後の池江泰寿調教師のコメントは以下の通り。

(初めて坂路での追い切りを行った意図は?)
「調教がマンネリ化していたので、新味を与えるために行いました。これが良い刺激になって、先週は反応が良かったので、気持ちが戻ってきたのではないかと思います。
だいぶというほどではないのですが、(良い頃に)近づきつつあるのは確かだと思います」

(最終追い切りを振り返って)
「良い頃は3頭併せの最後方を行ったこともありましたが、最近自分からあまり動かないので、真ん中に入れて後続馬につついてもらうような感じで追い切りました。その効果もあって、反応も動きも良かったと思いました。
抜群に良いというわけでもないですが、そんなに悪いという感じでもないです」

(前々走の金鯱賞3着を振り返って)
「2着馬も私の管理馬だったのですが、追い切りからしてその2着馬に敵わなくて、競馬でも厳しいのかなと思っていました。それでも3着に来て、終いの脚は良い頃を彷彿とさせるような感じでした。復調傾向にあるのかなとは感じました」

(前走の大阪杯を振り返って)
「確かに馬場が合わなかったですし、展開も内枠で動くに動けなくて、勝ち馬が動いて行った時に一気に流れが変わって後方まで下がってしまいました。下がったのは仕方がないのですが、そこから金鯱賞のような脚が使えなかったので、また悪い頃に逆戻りしているなという印象でした。
気持ちも体とリンクするところもあるので、その部分を何とか良い方向にもっと持っていければ、元の走りができるのではないかと思っています」

(今回のレースに向けて)
「(ファン投票第1位は)ものすごく光栄ですし、責任を感じます。
2歳時から本当に多くのファンに支持していただいていまして、いろいろなお便りもいただきます。その人たちの期待を裏切り続けているので、何とかこの辺で期待に応えられるように良い走りを見せたいなと思っています。
天皇賞は例年、馬場が硬くなり過ぎて、距離も長過ぎて合わないので、そこはスキップしました。こちらの方がより春の天皇賞よりは適性がある方ではないかと思いまして、選択しました。
脚長で跳びが綺麗なので、できれば良馬場が良いです。パンパンの良馬場は下を叩きつけるところがあるのであまり良くありませんが、やや重ぐらいまで回復してくれればありがたいなと思っています。
これだけ期待を裏切り続けているのに、ファン投票1位に支持していただいて、本当に私たちも励みになっています。何とか強い頃のダイヤモンドをお見せしたいと思っていますので、応援よろしくお願いいたします」

(取材:米田元気)

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