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☆17日(日)東京競馬場で行われる第23回ユニコーンステークス(GIII)に出走を予定しているグリムについて、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◎グリムについて、野中賢二調教師

・(前走の青竜Sは)内容的には好位から直線一度交わされながらも差し返すという味な競馬で強かったなと思います。(中京の左回りで負けたのは)レースそのものがこの馬に厳しく包まれてしまって馬が緩い分、緩急のあるレースがまだ少し不得手のところがあり追い出しを待たされて敗因がしっかりしていました。ですから前走は左回りの不安はありませんでした。それよりも二週間使い出しを伸ばすローテーションの変更と1600mの方が不安材料でした。

・レース後は順調にここ(ユニコーンS)に照準を定めてしっかり乗り込めていますから、青竜Sの時の調整過程より順調にきています。

・今回はメンバーも強くなってきますから、一週前追い切りは今週に向けて、しっかりと負荷をかけてCウッドチップコースで6ハロンからしっかり動かしました。この馬はやれば動く馬です。今朝は先週である程度馬が出来ていることから坂路でラスト1ハロンに重点を置いて時計も想定どおりのいい調教ができたと思います。

・前走が期待より不安の方が大きい中でのレースでしたが、今回はレース後の順調で調教過程もしっかり予定通り来ていますから前回よりはいい状態できているのかなと考えています。前回で輸送と今回と同じ舞台を経験させていますし、期待も大きくなっています。

・とにかくレースセンスのいい馬でスタートもセンスがいいですし、折り合いを欠く点もありませんから大崩れは無いと思っています。この馬のパフォーマンスはしっかり出してくれると思います。

〔取材:檜川彰人〕

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