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10日(日)阪神競馬場で行われるマーメイドステークス(GIII)に出走予定のアルジャンテ(牝5、美浦・尾関知人厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

○アルジャンテについて尾関知人調教師

(前走を振り返って)
「そんなに前半の行きっぷりがいい馬ではないのですが、その中でペースも遅く出すところもなく、直線だけの競馬になってしまいました。結果は残念でしたが、能力があるところは見せてくれたと思います」

(2走前は好メンバー相手に好走した)
「これも同じようなレースで、スタートで寄られたりしてかなり後方からのレースでしたからね。直線はいい脚を使っているのですがなかなか...という競馬でした。逆に言えば、今回、距離を延ばしてみるきっかけにはなりました」

(改めて、初距離となるマーメイドSに参戦した経緯を)
「勝った1600mのレースも含めて、騎乗したジョッキーが『もう少し距離があってもいい』という話がありまして、どこかのタイミングでと思っていました。この中間、1800mで使えるレースもあったのですが、馬の状態などを加味して、ハンデ戦の重賞であるこのレースにチャレンジすることになりました」

(前走から3ヶ月、この中間の調整について)
「放牧中に少し爪を傷めてしまい、時間がかかりましたが、今はもう良くなって順調に乗れています。先週の追い切りでしっかりやって、今週は輸送を考慮しての追い切りでした。馬の体調は良いと思います」

(最終追い切りの動きは)
「この馬らしい軽いフットワークで、いい動きでした」

(コーナー4回のレースも初めてとなるが)
「そうですね、コーナー4つのレースをしたことがないので、そのあたりをどう対応してくれるか、やってみないと分からない部分があります。調教では多少意識してきました」

(展開や位置取りなどは)
「ペースが遅めの1600m戦でも折り合いを気にすることはなかったので、乗り難しいところはないです。却って、いつもよりも位置取りは一列か二列前でも競馬できる可能性もあると思います」

(ハンデ52キロについて)
「51キロかなと思っていましたが、そのぶん能力を評価してもらったのではないでしょうか」

(今回はこの馬にとって新たなチャレンジとなる)
「能力のある馬なのでどこかで勲章をと思っています。距離やコーナー4つの競馬を克服すれば十分チャンスがあると思っていますので、日曜日までしっかり馬の体調を整えて、レースに臨みたいです」

(取材:小塚歩)

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