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☆6月3日(日)東京競馬場で行われる第68回安田記念(GI)に出走を予定しているリアルスティールについて追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◎リアルスティールについて、矢作芳人調教師

・(3月のドバイターフ3着は)勝った時よりも相手が強かったのかなということと展開もありましたし時計的には勝った時よりも速かったので能力の衰えは感じませんでした。

・以前は折り合いという面が不安だったのであまり(調教で)攻められないなというところがあった馬ですが、むしろ最近は折り合いに関しては心配がなく、自分としては攻めて状態を上げてきたかなという調教過程だと思います。

・(一週前の追い切りは)この馬は他の馬の後ろで折り合いを見てラストを伸ばすという内容でした。この時点ではもう一つかなという感じでした。普通の馬としてはかなりいい動きだと思いますがあの馬の絶好調を知っている私からするともう一つでした。

・(今日は)先週の動きを受けて助手で追う予定だったものを岩田騎手に乗ってもらいました。全体の時計としては指示より速かったのですが、攻める調教ができ上がってきているという感じがしました。2年前安田記念を惨敗した時はドバイを勝った後で人間にも負けられないという力みもあり仕上げすぎたイメージもあったので今回は少し下の方から上げて行くイメージでやりました。今日の最後のひと追いでよくなってくれるのではないかという風に思っています。

・(マイルに関しては)むしろ向いているのではないかと思っています。折り合いに何の心配も要りません。東京のマイルなら向いていると思います。ただ現実にマイルは1回しか使っていないので向いているかどうかはわかりません。ただイメージとしては向いています。

・基本的には今年一杯なのかなと思っています。ですから国内でGIを獲っていないので何とかもう一つ勲章を獲りたいと思っています。

〔取材:檜川彰人〕

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