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☆6月3日(日)東京競馬場で行われる第68回安田記念(GI)に出走を予定しているスワーヴリチャードについて追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◎スワーヴリチャードについて、庄野靖志調教師

・(大阪杯は)ゲートは相変わらず速くなかったのですが1~2コーナーぐらいでそれほど(流れが)速くなかったので騎手の判断で3コーナーまで一気に上がっていきました。そこからもしっかり折り合いがついていましたしゴールまでしっかり粘れたように能力をしっかり発揮できたレースだったと思います。

・(初のマイルにむけて)調教自体特にマイル仕様というのはありませんでしたが、今回はゲートを出てもらいたいのでゲート練習だけはしっかりやりました。(一週前の追い切りは)前に目標の馬を置いてCウッドチップコースで長めから時計を出しました。最後までほぼ一杯ぐらいの追い切りは出来たと思います。(今朝の追い切りは)騎手にはあまり時計は気にせずという指示で最後の反応だけしっかり確かめて欲しいということだけは伝えていました。全体としては速い時計になりましたが手脚(の動き)が軽くて体も伸びているのでいい走りだったと思います。

・(4歳になって)ダービーから1年が経ちましたが精神的にはオンオフがつくようになって古馬らしいという感じになってきました。馬体面でも背が延びてどっしりしたという印象があります。3歳のころの子供っぽさが抜けていい男になりました。

・今までのレースから見て東京の長い直線はこの馬に合っています。ただ今回に関して言うとマイルというのが初めてですしGIでスペシャリストも揃っていますから簡単にはいかないでしょう。(マイルのレースの)前半のペースに戸惑わなければいいですね。

・スピードの絶対値が高く、そのスピードを維持する心肺機能はかなり高いものだと思っています。大阪杯を見ても後半はかなりのハイラップを刻みながら最後までしっかり頑張れましたからね。まだまだこの馬の可能性はいろんなところにあると思います。その可能性を開花させるために頑張っています。いいレースを期待しています。

〔取材:檜川彰人〕

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