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 6月3日(日)に東京競馬場で行われる安田記念に出走を予定しているレッドファルクスについて関係者のコメントは以下の通り。

尾関知人調教師
「今朝の追い切りは、前半は遅めになりましたが、動きは良く、いい反応でした。しっかりと力を出せる状態です。前走の高松宮記念は前半の行きっぷりが悪く、厳しい位置だなと思って見ていました。最後の直線も進路がなく、1番人気にしていただいたのに残念な結果でした。

 今年は去年と違って阪急杯から始動しましたが、ここまで結果が結びついていないので、前走後は良くない流れを切り替えるためにいったん短期放牧に出して体調を整えてきました。

 田辺騎手とは3年半ぶりのコンビとなります。前回乗ってもらった時は初めての1200メートル戦でしたが、テン乗りながらスタートを決めてあっさりと勝ってくれました。追い切りに乗ってもらいましたが、手前の替え方がスムーズで、田辺騎手はこの馬と合っているのだと思っています。また、彼は安田記念でいい成績を収めているので期待しています。レースについてはこれからいろいろと話をすると思います。

 レースではポジションや他の馬のことは考えませんが、ここ2戦の競馬により距離がマイルに延びて良さが出る可能性があるだろうと良い方向にとらえて臨みたいです。去年に続いて安田記念に出走するのはレッドファルクスだけで、古豪としての強さをお見せ出来たらいいと思っています。」

田辺裕信騎手 
「今朝の追い切りは僕が乗ってDコース(ダートコース)での併せ馬でした。先週と今週の追い切りに乗りましたが、先週は強めで、今朝は軽く動いていました。今回久しぶりにコンビを組むことになりましたが、おとなしくて操作性がいいのは変わっていませんでした。

 レースについては正直当日になって乗ってみないと分かりませんが、時計が速いとか内が荒れていないとか馬場状態などいろいろ考えてみたいと思っています。本来なら前で流れに乗りたいところですが、それではこの馬の持ち味を生かせないので、尾関調教師と話をしてどういうレースをするのか決めたいと思っています。有力馬に乗せてもらえるので、なんとか結果を出せるように頑張りたいです。」

(取材:小林雅巳)

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