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13日(日)に東京競馬場で行われる第13回ヴィクトリアマイル(GI)に出走予定のアエロリット(牝4)について菊沢隆徳調教師の追い切り後のコメントは以下の通り。

○中山記念を振り返っていただけますか。
「秋華賞以来ということで、間隔も開いてまして、冬場の時期で、馬体重というよりは中身の面でも少し重たいような感じがありました。まして初めて古馬の男馬が相手ということで、期待半分、不安半分という感じでありました。リードした逃げ馬のペースに戸惑うこともなく、自分のペースで走れて、最後も被されかけてから、またスイッチが入って伸びて、という、能力とこの馬の根性を見直した一戦でした」

○中間の調整過程はいかがでしたか。
「前走後はノーザンファーム天栄に放牧へ出しまして、調教もしっかり乗って、私自身も乗ったりしまして、具合も確認できて、ヴィクトリアマイルまで3週間というローテーションで再入厩しました」

○戸崎騎手が初めて騎乗した1週前の追い切りを振り返っていただけますか。
「戸崎騎手はこの馬の特徴というか、癖というか、感触を掴んでいただければ、ということで、追い切り前にも説明して、追い切り後の感想もそれに納得したような感触でしたので、良かったな、と思います」

○今日の追い切りは菊沢調教師ご自身が騎乗されました。
「週の初めから、天気に関わらず木曜日に追い切りをしようという気持ちはありました。木曜日の方が、追い切り後から競馬に向けての調整の仕方がちょうどいいかなというのがありまして、幸いにして(水曜日の)雨がすごかったので、朝の段階で木曜追いに切り替えました。今朝の動きは十分なウォーミングアップをして、坂路で水分がまだたっぷり残っている重たい馬場でありましたが、道中は涼しげに、またリラックスして走っていて、終いもいいフォームで走れたのかな、と思います」

○東京コースに舞台が替わるということについてはいかがですか。
「それはアエロリットにとっては、だいぶプラスには作用するんじゃないかと思っています」

○レースのプランについて現時点で考えていることはありますか。
「いや、枠順も出てませんので。枠順が出てから、ジョッキーはいろいろ考えるでしょうし、あまりこだわっていません」

○初コンビの戸崎騎手に期待するところはありますか。
「日本を代表する立派なジョッキーですし、アエロリットのことを楽しんで乗ってもらえたら、と思っています」

○ファンの皆さんへ、一言お願いします。
「4歳になりまして、アエロリット自身、すごく、私が思う以上の成長力を見せています。(3歳時に優勝した)NHKマイルカップ以来の東京コースということで、皆さんも楽しみにしていると思いますので、応援よろしくお願いします」

(取材:山本直)

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