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13日(日)に東京競馬場で行われる第13回ヴィクトリアマイル(GI)に出走予定のデアレガーロ(牝4、美浦・大竹正博厩舎)について岩藤和裕調教助手の追い切り後のコメントは以下の通り。

○京都牝馬ステークスを振り返っていかがでしたか。
「前半力んで走ってしまったところがあって、終いはスパッと来られなかったんですけど、じわじわと来て、最後は2着だったので、課題は見せましたが力があるのは再確認できました。輸送に時間がかかって、飼い葉食いが良くなくなってしまったのですが、そのせいか当日は大人しかったです。いつも見せる仕草がなく、いいか悪いかは別として、雰囲気がちょっと違うなという印象はありました」
○最速の上がりタイムでした。
「そうですね、力をつけて来ているのだと思います」
○中間について教えていただけますか。
「いつも通り、ノーザンファーム天栄に放牧へ出させてもらって、レースの4週間ほど前、いつもと同じパターンで入厩して、レースに向けて調整してきました」
○2頭併せで行われた今日の追い切りは、どんなテーマでしたか。
「とにかく折り合いです。最初はゆっくり入って、直線はじわっと伸ばしていく、馬のテンションを上げさせないことをテーマに追い切りました」
○動きはいかがでしたか。
「乗り手からは『折り合いがついたし、終いもしっかりしていた』とのことなので、いい状態だと思います」
○前走と比べて、状態、仕上がりはいかがですか。
「(前走と違って)前日輸送ではないのですが、東京競馬場では入れ込んでしまったこともあるので、そこは課題ではあるのですが、現時点での状態はいいと思います。GIを走るに申し分のない状態だと思います」
○当日の状態がポイントになりそうですか。
「そうですね、そこに尽きると思います」
○馬体、精神面で変わったところはありますか。
「普段はかなり落ち着きが出るようになってまして、調教ではしっかりコントロールが効くようになってる印象があります。それをレースに結びつけられるように、我々も試行錯誤して本番を迎えることになると思います」
○今回は東京芝1600メートルですが、条件についてはいかがでしょうか。
「1600メートルは勝ってますし、その時はうまく折り合った上での走りでしたので、今回も折り合いがカギかなと思います」
○精神面は以前から変わらないのでしょうか
「新馬の時からスイッチを入れないようにやってきたので、ところどころ本性のようなものが垣間見えてしまうのですが、上手くコントロールできた時はいい走りをするなという印象です」
○GI初挑戦、どういったレースを期待しますか
「もちろん相手関係もありますが、自分との戦いになるのかなと思います。力を出し切ってほしいなと思います。チャレンジャーという立場なんですけど、しっかり力を出してくれると思います。応援してください」

(取材:山本直)

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