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☆6日(日)東京競馬場で行われる第23回NHKマイルC(GI)に出走を予定しているケイアイノーテック(牡3、平田)について追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◎ケイアイノーテックについて、平田修調教師

・前走はトライアルで3着までに入らなければ本番に出られなかったので権利を取れて収穫の多いレースでした。(馬体重マイナス12キロは)ちょっと減ったとは思いましたが初めての長距離輸送で想定していたことでしたから許容範囲だと思います。

・その後疲れが心配でしたが、そういったものを見せること無く飼葉を食べていましたから体重も直ぐに戻りました。無事に中間は過ごせたと思います。一週前追い切りに関しては、中3週ということ、去年の秋から使い込んでいたこともあり速い時計は要らなかったので軽い脚馴らし程度でやったのでちょうど良かったと思います。

・今朝もそんなに速い時計は要らないということなのですが単走ならあまりハミを取らないので併せ馬でやりました。ちょうど良いパートナーがいて、あまり速くなり過ぎず、かと言ってあまり軽いのも困るという指示を藤岡佑介騎手に出しました。全体の時計は速く無いものの最後はしっかりやってくれたので満足のいく内容でした。

・お母さんがダートの短距離馬でそんなに長い距離はどうかというところがありました。使っていってマイルに適性を感じたのでどこかでGIを狙うなら2000メートルの皐月賞より1600メートルのマイルカップかなとオーナーサイドと話し合いここまでマイルを使い続けました。

・3歳の春ですが馬体の好不調の波が少ない馬で使い込んでいる割には馬体が減りません。そういう馬体の強さと精神面が落ち着いていますので成績が安定しているのでしょう。(惜しいレースが多いことに関しては)勝つ力は充分にあると思っていますので、後は力を出し切ってツキが少し味方してくれればチャンスはあると思っています。

・前走は輸送を経験させたいと言うことがありましたので(中山の)トライアルを、選んだということもあります。馬体減りに関しては前走のようなことは無いと思います。また普段の調教もそれを見越してやっていますから良い方に出ればと考えています。左回りは初めてですが脚質的に府中のマイルは合っていると思います。早い段階からこの舞台を目標にしていましたし力的にひけもとらないと思います。良い結果が出るようにしっかりケアしていきたいと思います。

《取材:檜川彰人》

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