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29日(祝・日)京都競馬場で行われる天皇賞(春)に出走予定のアルバート(牡7、美浦・堀宣行厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

○アルバートについて堀宣行調教師

(阪神大賞典を使って、中間の調整は)
「在厩調整で、7~8分くらいの状態を叩いて気配は上向きです。歳を重ねている馬でずっと長距離を使っていますので、歩様など硬いところが出てきますのでその辺りをケアしながら。順調に調整してきています」

(今朝の最終追い切りについて)
「先週の1週前追い切りで強い調教をやっています。その疲れがとれるのを待ったので、先週末はあまり速い時計を出していません。また、今週からゴールデンウィークということで金曜日に輸送を予定しています。そういった点で、水曜日に、当該週としてはしっかりめに追い切りました。フルスピードになってから少しふわっとするところがありましたが、最小限度の扶助でしっかりとハミを取って最後まで走り切っていますし、予定通りの調教が出来たと思います。上がりの息も良かったですし、仕上がりはいいと思います」

(一昨年、去年とは違う臨戦過程。狙いは)
「去年、一昨年は(その前年に)有馬記念を使っていますし、今年は使っていません。春の目標は天皇賞ということでこの3年は変わりませんが、有馬記念のあとのダメージ具合などが毎年違いますから、それに合わせて天皇賞でいい状態に持ってこられるようにという配慮でローテーションを組み立てています。今年は敢えて有馬記念を使わずに、ここにしっかり照準を合わせてほしいというオーナーの要望もありまして、このようなローテーションになっています。

 阪神大賞典のあとのダメージが、心配してたほどではありませんでした。短期間に輸送2回、長距離のレースを2回ということで、その辺りのさじ加減に気を遣っていたのですが、前走後の状態が良いので、順調に態勢を整えて来られたと思っています」

(このレース3度目の挑戦。期待のほどを)
「毎年期待しているのですが、年をとってきたなかで経験を積み、この馬自身も競馬に向けてのメンタルなどが徐々に良くなっています。今年も期待したいと思います。昨年、一昨年以上の着順を狙えるのではないかと思っています」

(取材:小塚歩)

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