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4月29日(日)に京都競馬場で行われる第157回天皇賞・春(GI)に登録しているシュヴァルグラン(牡6、栗東・友道康夫厩舎)について、追い切り後の友道康夫調教師のコメントは以下の通り。

(前走の大阪杯13着を振り返って)
「2000mは少し守備範囲から離れていました。しかし、それよりも競馬のペースが合わなくて、あの着順になったと思います。
前半はスローペースでヨーイドンの競馬になったので、今までそういう競馬の経験がありませんでした。馬は走りづらかったのだと思います。
2000mを使ったということで、最初は若干行きたがる面があったのですが、それも徐々に修正できて、今はもう長距離で行けるようになってきたと思います」

(調教過程を振り返って)
「先週はCウッドチップコースで3頭で併せて長めからしっかりと終いまで追うように指示しました。
見た目として遅れはしましたが、元々攻め馬ではそんなに動くタイプではありません。しっかりと負荷がかかって良い追い切りだったと思います。
今週は競馬ということもありますし、雨が降った馬場状態もあるので、今回は坂路で追いました。
だいたい54秒から55秒ぐらいという指示で、久々にボウマン騎手に乗ってもらって、その感触をもう一度確かめてもらうよう乗ってもらいました。
元々こういう馬場では少し走りづらいところを見せるのですが、それでもジョッキーに追われた終いの走り方は迫力を感じました。
(ボウマン騎手は)やはり一番合うジョッキーだと思います。」

(今回のレースに向けて)
「やはり2400m以上の馬だと思います。
東京もそうなのですが、走り方が大きな馬なので、やはり広い競馬場、京都競馬場の外回りが一番合っていると思います。
有馬記念の夜に、天皇賞もボウマン騎手が乗ることが決定しました。本当に嬉しく思っています。
あの時にオーナーを交えて、来年どうするという話になった時、天皇賞を獲りに行こうということになりました。その時に(ボウマン騎手が)『じゃあ僕が行きます』と言いました。
(その時オーナーは)ガッツポーズをしていたのではないでしょうか。
他の馬を見ても、連勝している馬がいますし、長距離で結果を残している馬もいるので、そう簡単には勝てるレースではないと思っています。
春の天皇賞は3着、2着と来て、3年越しで狙ってきたタイトルです。何とか今年は1着を獲れるように頑張りたいと思います。ファンの皆様も応援よろしくお願いいたします」

(取材:米田元気)

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