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 船橋競馬場(天候:曇、馬場:良)で行われたダートグレード競走の第22回マリーンカップ(JpnIII・1600m)は12頭で争われ、好スタートからハナを奪ってマイペースに持ち込んだ2番人気のアンジュデジール(JRA)が逃げ切って勝った。

 好位のインコースを進み直線ではアンジュデジールの内に進路を取って追い込んだ1番人気クイーンマンボ(JRA)が3/4馬身差の2着、4番人気ヤマニンアンプリメ(JRA)が外から追い込んで首差の3着、中団を進んだ3番人気ミッシングリンク(JRA)が3着から2馬身半離れた4着で、4頭出走のJRA勢が上位を独占した。

 勝ったアンジュデジールは父ディープインパクト、母ティックルピンク(その父フレンチデピュティ)という血統の4歳牝馬で、JRA栗東・昆貢調教師の管理馬。通算成績は14戦5勝、前走のエンプレス杯(JpnII)に続いて連勝で重賞は3勝目となった。

<レース後の関係者のコメント>
1着 アンジュデジール
(横山典弘騎手)
「元々自在な馬です。風が凄く強く、条件は悪かったと思いますが、馬はリズム良く運んでいました。最後は向かい風で一杯一杯でしたが、頑張ってくれました。個人的に、1600mくらいがベストかと思っていましたが、前走がビックリするほど強かったので、適性をどこと決めつけずに、色々走っていけばと思います」

(昆貢調教師)
「逃げるとは思いませんでしたが、勝てて嬉しいです。前走、そんなに仕上げていない中で勝ってくれましたし、次はもっと良くなると思っていました。今後はJBCレディスクラシックに向けて、色々考えてやっていきたいと思っています。順調に成長していますので、また強いアンジュデジールをお見せできればと思います」

2着 クイーンマンボ (C.ルメール騎手)
「休み明けでも馬は良かったです。今日は距離が短かったと思います。馬の後ろでリラックスして、ラストは伸びています。次はいいと思います」

3着 ヤマニンアンプリメ(鮫島良太騎手)
「1200mを使っている馬ですし、スタートは遅くありません。外枠が嫌だと思っていましたが、正攻法で競馬をしました。もう少し短い距離の方がパフォーマンスも上がると思いますが、1600mもこなせましたし、この相手でも十分にやれます。まだ4歳ですし、これからが楽しみです」

4着 ミッシングリンク (M.デムーロ騎手)
「スタートで躓いたので、前に行けませんでした。1600mは短いと思いますし、今日はついていませんでした。この馬には、もっと接戦の方がいいと思います」

(取材:中野雷太)

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