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 8日(日)に阪神競馬場で行われる桜花賞に出走を予定しているハーレムライン(牝3、美浦・田中清隆厩舎)について、関係者のコメントは以下の通り。

田中清隆調教師
「3連勝中ですが、自分の競馬が出来るようになって勝ててきたと思っています。あまり速い脚はないのですが、先行して抜け出すという競馬が出来ています。

 今年の3歳牝馬の上位は強いと思います。その中にあってこの馬は今年4戦目で使い詰めできているので少し不安はあります。また、中3週で長距離輸送もあるので、その点を考えて中間は調整してきました。

 追い切りは坂路で、乗った大野騎手には53秒、54秒の時計で追い切るように話しました。動きなどを見てもここまで変わらなくきていると思っています。力が出せる状態です。

 レースについては今までの競馬はなかなか出来ないと思うので、ある程度の好位につけて行ければいいと思っています。出るからにはチャンスがあるので、そこで自分の競馬が出来たらいいと考えています」

大野拓哉騎手
「前走のアネモネステークスはスタートも決まり、正攻法の競馬で力強い走りをしてくれました。3連勝中ですが、馬がたくましくなってきました。力強さが出てきました。スタートが上手でレースの展開にあわせてどんな競馬でも出来る馬です。また、操縦性の良さもこの馬の長所だと思います。

 先週、今週と追い切りに乗り、状態の良さを感じています。今朝は坂路で追い切りました。先週よりピリッとしてきて競馬モードに入ってきたと思います。十分に仕上がっています。

 阪神コースになりますが、福島にも行っているので関西への輸送も大丈夫だと思っています。また、癖のある馬でもないので初めての阪神コースでも問題ないと思います。枠順が決まってからレースについては考えたいと思っていますが、極端な枠でなければいいと思っています。

 レースでは特に何かをマークするというより、自分の競馬をしたいです。初めて対戦する馬ばかりでどうなるか分かりませんが、順調にきているので楽しみです」

(取材:小林雅巳)

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